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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

人間の体の作用について

2015-07-17 09:22:26 | 日記
先日、東京にて免疫学の最前線で活躍されている安保徹氏の講演会に参加してまいりました。
安保氏は1947年、青森県生まれ。東北大学医学部卒業。新潟大学名誉教授。96年、白血球の自律神経支配のメカニズムを初めて解明しました。免疫学についての著書多数。安保氏は人間の体について以下のことを述べられています。

人間の体には、多くの細胞を一つの目的に向かって強調させる、調節システムが備わっています。その中心にあるのが、無意識下で体を調節している、自律神経です。
自律神経の調節力はすべて、相反する作用を持った交感神経と副交感神経が、シーソーのようにバランスを取り合うことで、発揮されています。
交感神経は細胞を興奮させて活動を促す神経です。交感神経が優位になると血圧が上がり、心臓の働きが高まり、血流がよくなります。そして、血液が運んだ酸素を細胞が受け取り、大量のエネルギーを生み出すことで、活動にふさわしく元気な体調へと整えられるのです。
一方の副交感神経は、細胞の興奮を鎮めてリラックスさせる神経です。血圧を下げ、心臓の働きをおさえて血圧を抑制し、体を休息状態へと導きます。作業したあと、一息つくと空腹感を覚えるのも、副交感神経が優位になったときに、消化管の働きが活性化されるからです。
このように、行動や状況に瞬時に対応し、体の内部環境を整えているのが、自律神経です。必要なときに自律神経が働かなくなれば、当然、体調も崩れます。
また、病気から体を守る免疫系の働きにも、自律神経が関与することがわかっています。免疫細胞として血液中を循環する白血球の働きを、自律神経が調整しているのです。
自律神経のバランスを乱す、夜更かし、ストレス、運動不足などの要因を排除することで、免疫力が高まります。自己治癒力を最大限にはっきして、病気を治すことが可能になるのです。

安保氏のお話や本を読ませて頂き、活発な作用である交感神経とリラックスする作用の副交感神経のバランスをとることが大切であると痛感させて頂きました。生活しているとどちらかに偏ってしまい、バランスを崩してしまいがちです。
また、安保氏は医学や薬に頼りすぎず、自然治癒力の大切さについて語られています。確かに人工的なものに頼り、無理をしているところもあるように思います。しかし、安保氏が語られている通り、人間の持つ力強さを信じ、自然のパワーで病気を治していきたいですね。(横)


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株式会社ジェイエスピー
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