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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

生活習慣病は他人ごとではない(?)

2015-07-15 10:11:12 | 日記

ちょっと前の週末の話になるが、気がついたら右足の親指が痛くなっていた。当日は家の周りでDIY的な作業をしていたのだが、特にぶつけたとか痛めたとかという覚えはない。だが、夜くらいから患部のあたりを押したり関節を曲げようとすると痛みが気になるようになり、ついには歩くのもつらくなるくらいになった。

自分としては痛みの状況から骨にヒビでも入ったかという感じであり、前述のとおり思い当たる節はないのだが作業中に熱中してて気づかないうちに痛めていたか疲労骨折的になったのかもと思い、翌日病院に行って診察を受けた。
レントゲンを撮ってもらったところ、骨には特に異常はなく、痛む親指の部分の関節炎という診断だった。骨折やヒビなどではなかった点では安心したが、問題は関節炎の原因だ。

先生によれば外部的な要因も考えられるが、もう一つ疑われる点としては「痛風」ですね、ということであった。ちょうど年齢的にもありがちなパターンらしい。ということでその日は血液検査をすることになり結果はまた一週間後に出ることになった。

翌週再度通院し、ドキドキしながら血液検査の診断を聞いた。結果としては、痛風の原因となる「尿酸値」の値が正常値範囲から若干オーバーしているということであった。オーバー具合が「大幅に」ではなく「若干」程度だったので、痛風確定や薬の処方という診断には至らなかったが、疑いが懸念されるので今後継続して気をつけてくださいとのことだった。

このためこれから気をつけるためにも、尿酸値について改めて調べてみた。

30~40代あるいはそれ以上の年代だとある程度馴染みのある(?)「尿酸値」というキーワードだが、この値のもとである「尿酸」は普段から我々の体の中には常に存在するもので、存在そのものが悪いというわけではない。ただ、体の中で新たに増える量と、尿として排泄されて減る量のバランスが崩れて、一定量より多くなってしまうといろいろ悪影響が発生する原因となる。

尿酸の材料となるのは「プリン体」という物質で、尿酸はプリン体を代謝した結果生じる老廃物(燃えカス)だ。このため、尿酸を増やさないためにはプリン体の摂取量を抑えることがポイントのひとつとなる。だが意外なのは、実は外部(食べ物)から取り込まれるプリン体からつくられる尿酸は全体の【20%】ほどに過ぎず、残りの【80%】はもともと体内にあるプリン体を原料にしてつくられるらしい。これは、自分の体の細胞が新陳代謝で生まれ変わるときに古い細胞で遺伝子を構成していたプリン体が放出されたり、急激な運動や暴飲暴食などで体内にある「ATP」という化合物が急に多量に使われるとプリン体の原料となるパターンがあるということだ。

ということで、気にして調べてみるといろいろ認識がなかった事を知ることができた。
今回はここまでとして、次回は尿酸値を抑えるためにどうすれば良いのかについて触れてみたい。(辺)

※イメージ画像のプリンとプリン体は全く関係ありません。念のため。

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