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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

百聞は一見に如かず

2011-12-13 12:07:46 | 日記
 先日とある番組でIKEAの取組みについて紹介を行っていた。ご存じの方も多いと思うが、IKEAはスウェーデン発祥の世界的な家具メーカーであり、低価格、デザインの良さ、アフターサービス面の良さから世界中から支持をされている。IKEAは格安で家具を提供するために、徹底したコスト削減を行っている。流通、梱包、製造など様々な工程で見直しを行い、世界共通の商品、世界共通の店舗構成で規模のメリットを生かし安く、質の高い商品を提供し続けている。

 まったく知らなかったがIKEAは1974年に日本に進出している。船橋と六甲の2店舗を構えたが、順調にはいかず、1986年に日本から撤退してしまった。その後日本に再進出し2006年にイケア船橋店をオープン後、港北、神戸、鶴浜、新三郷と積極的に店舗展開を行っている。

 日本の店舗でも来店者数は順調に伸び続けているが、主力商品である家具が売れていないため、売上面では苦戦しているらしい。IKEAに来る客のほとんどは、ほとんどが雑貨だけを買って帰り、何も買わずに帰ってしまう客も多いそうだ。

 IKEAの家具は比較的サイズが大きい。日本の決して広いとは言えない住環境の中で、部屋の中に入らないのでは無いか、圧迫感が強いのでは無いかという不安から、家具の購入に躊躇してしまうことが大きな原因のようだ。

 全世界共通の商品を提供することによりコストを下げているIKEAにとって、簡単に日本オリジナルの商品を作っていくことは出来ない。IKEAの取った方法は、客にIKEAの商品が自分の家に入ったときのイメージを持ってもらうことだった。

 屋外に3畳の部屋をイメージしたBoxをいくつか作り、その中をIKEAの家具、雑貨でデザインする。こんな狭いスペースでもIKEAの商品で素敵なコーディネートが出来ることを理解してもらえる。またIKEAのショップ内に平均的な住スペースである3LDKの部屋をまるごと作成し、その中でIKEAの家具を配置し、来店した客に見てもらう。お客は実際に自分の部屋に置いた場合にどうなるかを簡単に想像することができ、前述の不安は払拭され、購入に繋がっていく。

 言葉や写真だけでは理解したつもりになっていても、いろいろな不安は解消されない。ある商品を売りたいと思った場合、お客が自分がそれを使っているシーンをどれだけ簡単に想像できるようにするかが、重要なポイントの一つであるのは間違い無いだろう。

 つい先日近くのIKEAでクリスマス用のもみの木を購入してきた。クリスマスから年末にかけては、1年間で最も購買意欲の高まる時期であるため、どこのお店も自分の商品を買ってもらおうと気合いが入っている。寒い時期、そうした熱い戦いを眺めるのも悪くない。

(菊)


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顕微鏡とリカちゃん

2011-12-12 10:02:56 | 日記
 その年の夏休みが終わると、私は祖父の残した巨大な凸レンズを使って田んぼの水に生息する微生物を観察するのが大好きになっていた。
 ネスカフェの空きビンに田んぼに残った水をすくい、周辺で集めてきた枯れ草やわらを入れて数日おくと水の中を動きまわる小さな生き物が発生する。肉眼でも見えなくはないが老眼の祖父が新聞を読むために使っていたレンズで覗くと不思議な生き物たちの姿形をよく見ることができた。
 最初は妹も大騒ぎして観察したものだったが、次第に飽きてしまった。顕微鏡があればもっとはっきりいろいろな微生物を見ることができ、きっと妹も面白がることだろうと思っていた。
 
 
 わが家では私が生まれた年に買ったというモミの木が庭に植えてあり、クリスマスが近くなるとそれを掘り返して根元をバケツに入れ、バケツの周囲を母が溜め込んだ綺麗な包装紙で包んで部屋に飾る習慣があった。飾り付け用の装飾が入った箱が押入れから出されると私も妹も飛びつくようにツリーの飾り付けを手伝った。わが家ではサンタクロースへのお願いはこの飾り付けの時間にするものとされていたからだ。装飾品がしまってある箱には、何年も使ってきた電飾と金銀のモールや可愛らしい小さな人形、色とりどりの星やツリーのてっぺんに付ける銀の大きな星などが入っていた。これらをツリーに飾りながら欲しいものの話をする。するとクリスマスの朝、ツリーの根元にプレゼントが届いているのである。
 
 その年の飾り付けが始まる前、私は妹におまえも顕微鏡が欲しいだろうと何度も聞いていた。顕微鏡は当時のわが家には高価過ぎると思っていた私の姑息な作戦である。兄妹一致して一つのものを頼むなら高いものでも何とかなるのではないかと考えたのである。飾り付けが始まると母はいつものようにクリスマスプレゼントには何が欲しいか、それとなく尋ねて来たが、私は妹も私も二人とも顕微鏡が欲しいのだと強く主張した。強く言わないと妹が自分の欲しい別のものを言ってしまうのではないかと思ったからだ。しかし、妹も顕微鏡が欲しいと一緒になって言って私を驚かせた。
 
 飾り付けを終えてツリーの電飾にスイッチを入れるとツリーだけでなく家中がキラキラと輝いたように見えた。
 
 クリスマスの朝、ツリーの根元には2つのプレゼントが置いてあり、私のものには青いリボンがかけてあり、開けてみると小さいが本格的な顕微鏡だった。小躍りするとはああいう事を言うのだろう。欲しくてたまらなかったものが手に入った喜びで飛び上がった。妹のものは赤いリボンがかかっていて、開けてみるとその頃流行っていたリカちゃん人形だった。リカちゃんだリカちゃんだと妹もまた跳ね回って喜んでいた。妹が本当に欲しかったものだったからだ。
 
 父や母がどんな顔をして私たち兄妹を見つめていたか覚えていないが、きっと子供たち以上に喜んでいたことだろう。
 
 この時期ふっと思い出す光景である。(三)
 

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プログラマーになる前の仕事は何ですか?

2011-12-09 09:49:53 | 日記
皆様は何でしょうか?

私の場合は「CD物流の倉庫で働いていました。」となります。
そして高い確率で「何の仕事?」という話になるので、ここで紹介させて頂こうかと思います。

今の時代「もはや売れない」とまで言われているCDですが
私が南砂にあった物流倉庫で働き始めたのは8年程前、
まだ割と音楽業界は元気でしたし、小● 哲哉がGet Wildな状況に陥るなんて夢にも思わなかった頃でした。
(業界の下降や、●室 哲哉のGet Wildについてはまたの機会にでも)


さて、そんなCD物流倉庫は何の仕事かと言うと
メーカー(エイベックス等)から出荷されたCDが、各地のCD店(TSUTAYA等)の棚に並ぶまでの橋渡しの役割でした。

主にピッキング作業です。…いえ、犯罪じゃない方の。


各地のCD店から「このCDを10枚と、あのCDを20枚よこせ」という出荷伝票が発行され
それを膨大な棚から見つけてきて、梱包して、出荷用のカーゴに投げ入れる。優しく入れる。
それを出荷伝票が無くなるまでひたすらやる……というのが1日の大きな流れです。

 

倉庫の部署は大きく分けると

■新譜
これから発売する新譜を扱う部署。毎週水曜から金曜にかけて新譜の出荷を行う。
メーカーから出荷されたCDは100枚単位のダンボールに8巻き積み状態で大量にここに来る。
各CD店は「新譜ジャーナル」と呼ばれるCD全盛期には鈍器にもなりえたくらい分厚いカタログを見て、新しく発売されるCDを発注し、ここの人達がCDの入ったダンボールの山でジェンガをしながら各店に捌く。
リーダーはキャバクラで「俺、音楽業界で働いてる」と嘘ではない嘘をつく馬鹿。
働いてる人は飛び込みの派遣が多い。

■旧譜
新譜が金曜に出荷されると、残った在庫は全てここに移動され、売れなくなるまで各店からの発注に捌かれる。
結果的にここには旧新譜や売れ筋商品が多く並ぶ事になる。
働いている人は固定メンバーだが、何故か出荷班・検品班・梱包班と派閥がある。
梱包班リーダーはYAHOOオークションでの出品を現場で梱包する馬鹿。

■販促
新譜にくっつける特典やポップ、のぼり等を扱う。新譜と一心同体。
リーダーは萌えキャラの立て看板をガメて帰る馬鹿。

■商品管理
いわゆる「旧譜落ち」。
つまり売れ筋で無くなったCDはここに落ちる為、返品が発生しない限りはここで背景として余生を過ごす。
amazonの注文や、物好きな店からの発注という蜘蛛の糸に救われる例も多々あり。
商品数は膨大だが働く人間は少数。リーダー不在。

と、大きく4つに分かれ、私の居た「荷受」という部署がそれらの商品全ての在庫を管理していました。
リーダーは私でした。…色々と馬鹿です。

「商品を管理している」というと何とも格好の良い響きですが、やっていた事はいわゆる在庫の管理。棚卸しです。
倉庫内の膨大なCDの在庫を合わせ、狭いスペースにムリヤリ詰め込む…単なる力仕事 + αです。
昔あった『倉庫番』というゲームとさほど大差無い事をやっていた気がします。…奴ほど倉庫で働く動機は不純では無かったですが。

テレビのCMで「○○○○・○○○のCD、100万枚突破ッ!!」というのを観ながら
「へぇ~、うちの倉庫に1万枚くらい眠ってるけどね?」とほくそ笑める仕事…というトコでしょう。
この話も後日、機会がある時に出来たらと思います。


私が働いていた時期はちょうどCDの売り上げが"世の中的には"不振だと言われ始めた時期から
もう本当にやっていけないので他社と合併します。という寸前まででしたが
とりあえず今でもCD店にCDが並んでいるので、どこかで同じような物流倉庫があり
誰かがピッキング作業をやっているんだと思います。

倉庫の仕事というと陰鬱で反復作業だらけと思われがちですが、
割りと私達は馬鹿ばっかりやって楽しんでいたような気がします。


…余談ですが
南砂にあるその倉庫はJR京葉線・潮見駅の近くにあり、私は昼食は潮見駅まで来て食べてましたが
その近くに「踊る大捜査線」の湾岸署の撮影で使ったビルがありましたよ(笑)


(迫)


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一期一会の奇跡

2011-12-08 08:51:57 | 日記
IT業界は仕事の単位を"プロジェクト"と呼ばれる単位で切り分け、それぞれ 作るもの、関係する会社、システム、条件、そして携わる"人"が違う。
この業界に限ったことでは無いかもしれないが、繰り返される一期一会の中で様々な人と出会うことが出来る。集められた技術者達が烏合の衆となるか、打ち解けあって良いチームになるかは時の運のように思える。気が合う人もいればそうでない人もいるので、やりやすかったり、そうでなかったりする。一人ひとりにその感覚が生じるので"全員が一丸となって"なんてことは夢物語だとさえ思える。




仕事で徹夜と言えば[僕]の感覚からすると都市伝説みたいなもので、業界3年目の後半に差し掛かるまで一度しか経験したことがなかった。それもたまたまタイミングの悪いことが重なって結果的に徹夜になってしまったケースだ。
また、311地震の時に帰宅困難者になって、寝袋と乾パンを支給され職場で一夜を過ごしたこともあったが、それはノーカウントとする。

「昔は300時間越えなんて普通だった。」
「残業200時間突破なんてよくある話。」
「イスの背もたれを互い違いに3つ並べると、寝やすい。」
「仮眠を取らずに貫徹で48時間働いた。」
この道をゆく先輩方の武勇伝では聞き及んでいるが、一昔前に比べるともろもろが改善され、今はそういった無茶な稼働を強いるプロジェクトは減ってきているそうだ。

しかし先日
先輩たちの苦労によって熟れた道を歩く[僕]にも、とても稼働が厳しい月があった。そういった瞬間こそ、チームとしての力が試される。


業務用Webアプリケーション開発 画面数250超、開発者50名以上の規模のプロジェクトで、[僕]にとっては珍しく大規模組織の中に身を投じる機会だった。集められた開発者は機能の大カテゴリ事に7つのグループに分けられ、それぞれの担当画面の作成を行う。

8月某日。[僕]が割り振られたのは「その他」チーム。
"その他雑用"の"その他"ではなくどのカテゴリにも当てはまらない独立した機能を寄せ集めたタスクを持つチームだった。初期メンバーは5名[初代リーダー]と[サブリーダー]と[ビッグマン]と[エース]と[僕]。その他チームの担当画面数は全チームの中でも最大数だった。
自分の担当画面数は"14"だった。開発フェーズのみ、9月末までのプロジェクトと聞いていたので正直無理なんじゃないかと思った。特に担当画面で実装方法がまるでわからないものがあり、[エース]や[サブリーダー]に助言を求めた。

2週後には[イケメン]と[スピードスター]がチームに加わった。
[イケメン]は僕の隣の席になり、開発ツールの便利なショートカットやプログラムのいろはを教えてくれた。その光景はチーム内で"[イケメン]塾"と呼ばれるおなじみの光景になった。二人で頭を抱えていると[エース]や[ビックマン]が様子を見に来てくれた。この頃から、各人が机の中に忍ばせていたアメやガムの類を一箇所に集め、"誰でもとっていいお菓子システム"が導入された。
カゴを用意してからは煎餅やチョコ、駄菓子なども並び、他チームからわざわざ足を運びに来る人もいるくらい賑やかな交流の場になった。補充はチームメンバーや他チームの利用者の善意でまかなわれ、[僕]はそのお菓子の管理をした。

9月。8月時点では仕様が固まっていないこともあり、プロトタイプの作成だったり、画面仕様の確認が主な作業だったが9月に入ってからはゆっくりとソースがコミットされるようになった。[スピードスター]は頭角を現し、すごい勢いで画面を作成していった。チーム内で最高難易度の"認証機能"を請け負った[ビックマン]は作業ボリュームの膨大さに頭を抱えていた。ここでコーディングのサポートとして[ルーキー]がその他チームにアサインされた。
業界1年目かつ1ヶ月のアドバンテージがあるアサインにも関わらず、[ルーキー]はすぐにメンバーと打ち解けた。雑談も多かったが、誰かが課題を抱えていると構わず声をかけてサポートするというチームの風潮が根付いた。お菓子システムは募金システムが実装され、合計1万円以上の売上を出していた。この頃から[初代リーダー]の体調が悪化した。

10月に突入してから各チームのリーダーの血相が変わった。上から順々に点火されていく火は、ついにリーダー陣のケツに点火された。[初代リーダー]は体調不良で稼働が落ち[二代目リーダー]が実質的なリーダーとなった。末端のメンバーに突きつけられる無茶なスケジュール。終電で帰る日々が続いた。この頃にはその他チームの団結力はかなり高まり他のチームから、「その他チームって楽しそうだよね」と言われることが多くなった。

10月中旬ついに"実装/単体フェーズ"の締め切りが近づき、徹夜前提のスケジュールが組まれた。1日目、2日目.. 帰れない日々が続く。
そして3日目 自分のタスクが終わったメンバーは迷うことなく遅延しているメンバーのサポートに入る。[初代リーダー]はこの日、引継ぎ作業の為に久々に顔を出した。終電がなくなるまで残り、メンバーのサポートをしてくれた。限界を迎えたメンバーが一人、また一人と眠りに落ちていく。先週の土日から数えると何連勤かわからない状態。朝の9時を回った時点でついに[僕]も落ちた。1時間ほど眠りにつき朝10時点で残タスクを精査したら保留扱いのタスクがあるものの、チームとしての作業は完了出来たようだった。

4日目の朝を迎えたその他チームのメンバーは、それぞれの体から変なニオイを感じながら、今後のスケジュールについて統括リーダーを交え会議に参加する。保留タスクの消化や"内部結合テストフェーズ"突入など、とても"一休み"が出来るスケジュールではなかった。統括リーダーはシフト制の代休を提案してくれた。
[エース]は、とくに稼働の高かった"認証機能"を担った[ビッグマン]と[ルーキー]に優先的に休みを回そうと提案する。三六協定で稼働の高さを自社から指摘されていた[スピードスター]が頷く。
[ルーキー]は「これから内部結合テストが始まるから認証系で問題が起きたらテストが進まなくなってしまう。だから僕らは休めない」と言う。疲れのせいか涙腺が緩んで少し泣いてしまった。

各々の個性を生かし絶妙なバランスで成り立っていたチームだった。
言いたいことは言い合えるチームだった。支え合えるチームだった。

その後わかったことだが、その他チームは他チームと比べて画面数が多かったのにも関わらずバグもかなり少なく、ソースやドキュメントの記述粒度も統一性のあるものとなった。


今となっては[僕]は別チームに移動していたり、他メンバーは別のプロジェクトにいってしまったりでチームは解散状態だ。

またこんなチームで仕事がしたい。(KS)


[初代リーダー]
ゆるいトークでみんなを和ませる初代リーダー。
チームの雰囲気の垣根を作った人。
問題を後回しにする傾向があるが、他チームがなかなか増員出来ない中、3名もの増員に成功した。
体調の問題があり途中からプロジェクトを去った。

[サブリーダー]
高いマネジメント能力と技術力を持ち誠実な姿勢で仕事に取り組む。
自分のタスクの他に体調を崩しがちなリーダーの補佐に加え、技術面でも各メンバーをサポートする。
声が小さくクールな印象だが、夏場の休日出勤にはアロハ短パンサンダルで出社することもあるお茶目なベテランエンジニア。

[ビッグマン]
チーム中最高難易度の(それだけでももう1チーム作ってもいいくらいのボリュームらしい。)"認証機能"を設計から担当した。
190を越える長身にがっちりとした体躯。大きなのは体だけでなく懐も。
NOと言わない大らかなベテランエンジニア。

[エース]
問題点を早期に発見し、迅速かつ適切な対応が出来る。
他チームのエースが集まり技術情報を共有する会議でのニックネームはスーパーエース。
「スーパーエースが言ってました。」と言えばプロジェクト内だいたいの人は頷いてくれる。
頼れる信頼度No.1 中堅エンジニア。

[僕]
ビジネスブログの当投稿を担当する私。
チーム内で与えられた役割はムードメーカー。技術力は下の下。
まだまだ駈け出しエンジニアもどき。業界3年目。

[イケメン]
若きフリーのエンジニア。将来は企業する夢がある。
人に教えることが上手で、笑うと出来るえくぼにキュンとする。
時間や締め切りにルーズなのがたまにキズ。

[スピードスター]
作業スピード最速の若手エンジニア。あまりの速さに先走り共通仕様からそれてしまうことも。
重要なコーディング規約を見落として最初からやり直しなこともあるおっちょこちょい。
作業の速さからタスクを上積みされることもあり、作成画面数はチームトップ。
集中力が増すと独り言が増える。

[ルーキー]
業界1年目だが、言語知識、フレームワーク知識が本プロジェクトとマッチングしていたこともあり、
チーム中最高難易度の"認証機能"増員としてメンバーとしては最後にアサイン。コーディングを担当した。
アウトプットや進捗に対する意識が1年目とは思えないスレた若手エンジニア。
Javaのことは何でも知っているが、"相対性理論"という単語を知らなかった。

[二代目リーダー]
体調を崩しがちな初代リーダーをサポートするためにアサインされた。
初代リーダーが現場を去ってからは二代目リーダーとしてチームを指揮。
技術的な部分は今ひとつだが、浮かび上がる問題やタスクを漏らすことなく解決へ導く。
名言は「みんなが帰らないから帰れない」


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年賀状

2011-12-07 09:07:20 | 日記
日本には、暑中見舞い、寒中見舞い、年賀状などある時期になると親戚、友人にハガキ送る習慣がある。今年もやってきました年賀状の季節。学生の頃は携帯メールで済ませていた私も、結婚してからは親戚や友人にはハガキを送るようになった。

ハガキには、季節に応じた挨拶や宛先ごとに心のこもったメッセージを書く。。。。のが理想だが、なんとなくこの時期になったら送らなきゃという使命感から単なる作業と化しているのは、私だけだろうか。

私は、年賀状の季節になると印刷業者と化す。私の親の分、妻の親の分、我が家の分と3世帯分の年賀状印刷の依頼が飛び込んでくる。作業という認識になってしまうのは、少なからずその影響もあるだろう。

まず、本屋に行って年賀状印刷の素材本を買ってくるところから始まる。
私の親と妻の親は、その本の中から選んでくれる為、ほとんどの仕事はプリンターがやってくれる。しかし、我が家には、妻というディレクターがいる為、完成までに時間がかかることが多い。私も凝り性なので、子供の写真を加工したり、複数の素材からいいとこ取りをして力作を持って妻のレビューを受けるが、一度ですんなり通った試しがない。今年は簡単に済まそうと心に決めているが、作業を始めるとついこだわってしまう。

また、年に1度しかやらない作業の為か、毎年決まって同じアクシデントを発生させてしまう。裏表や上下を逆さまに印刷してしまうのだ。やっと我が家の年賀状印刷が完成する頃には、クリスマスが近づいている。ハガキを出す人のことを考えてゆっくりとメッセージを考える暇は全くなくなっているのだ。サービス開始期限の迫ったプロジェクトをこなしている気分だ。

年に数回しか合わない親戚や友人から年賀状がやってくると、うれしい気分になる。年賀状で近況を報告してくれる人も少なくない。きっとみんなも苦労して力作を作っているに違いない。ふとそんな情景が浮かんでくる。

年賀状にも良く使われる「あけましておめでとうございます。」という挨拶の言葉は、元旦になると誰もがあたりまえのように使うが、果たして普段から自分は挨拶ができているだろうかと考えたりもする。

「おはようございます。」
「こんにちは。」
「こんばんわ。」

また、お礼の言葉も然り、
「ありがとう。」
「いただきます。」
「ごちそうさま。」

挨拶やお礼は、もっとも基本的なコミュニケーションである。この機会に自分は、ちゃんとできているか再確認してみてはいかがだろうか。

(岳)


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