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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

生体信号で見る、視る、診る

2013-02-21 10:52:11 | 日記
横浜市関内駅近くに、横浜企業経営支援財団(横浜市中小企業支援センター)の「横浜メディア・ビジネスセンター」という8回建てのビルがある、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)関東学院大学などが入居し、情報・放送・通信・IT関連の集積拠点となっている。

私はここで開かれる、セミナーや説明会、研究会に参加させてもらっている。スマートグリッドセミナー、スマートハウス研究会など第1回から参加しているが、今回は「第2回横浜介護・福祉製品研究会」に参加してきたので簡単にリポートしてみる。

テーマは「慶大技術シーズを活用しよう!!次世代介護・福祉製品の実現に向けて」

講演は以下の2講演
1.「人と機械システムの相互協調への応用 次世代福祉機器への応用」 理工学部システムデザイン工学科 村上教授

2.「脳波を用いた五感取得および客観評価、生体信号を医療現場へ」 理工学部システムデザイン工学科 満倉准教授

1番目の講演は、高速高精度(機械中心の制御)より安全安心(環境・人中心制御)が重要であるり、機械で制御をやり過ぎない事が不可欠。つまり個人の尊重、利用者との協調、環境への適応などがより大事であるとの事であった。

2番目の講演が当社が開発している「見守りシステム」に少し関連するテーマであり期待して聞きに行ったので少し詳しく整理してみた。

「脳波の測定箇所と測定できる脳波」
脳波の測定箇所(頭の表面)は「国際10-20法」によって位置が決められていて(前頭2か所、5か所3列、後頭3か所の20か所)これ以外の所からの計測は脳波とは認められていない。頭を上から見て前頭左からは、感情(好き・嫌い、快・不快)が判り。中心点(頭のてっぺん)からは、運動。後頭3か所からは視覚情報が判るそうである。

「新しい信号解析手法」
満倉准教授研究室では、頭に鉢巻のようにセットするデバイスとスマートフォンを接続し状態表示するアプリを開発した。FP1(前頭左のポイント)と、「国際10-20法」では認めていないポイントであるFP1数編4か所からのデータをノイズ除去用に使用しているなど、面白いアイディアが一杯あると感じた。

「質疑応答タイムに質問してみた」
脳波情報の解析と、当社の「見守りシステム」での解析に少しは共通するところがあるかの観点から、「非接触で音と圧力情報から心拍数、呼吸数、体動の有無を表示するシステムを開発しているが、このような情報から、眠りを科学するような情報を取り出せるのでしょうか」と満倉准教授に質問をしてみたところ、まず逆に質問され「何秒間隔で取っているか」「0.5秒です」「0.8秒間隔以下であれば取れます」と答えが返ってきた。
これは面白い事になって来たと感じ、講演終了後名刺交換をさせていただき後日教えを請いたい旨お願いしてみた。情報の整理と勉強は必要だが、新たなデバイス開発のヒントをもらえたら有難いと感じている。(鉄)

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考課面談

2013-02-20 09:49:52 | 日記

2月に入って社内では全社員の考課面談が実施されています。
私も数名の面談を実施するのですが同じフォーマットに同じように説明をして、自己評価や来季の目標などを書いてもらうのですが人によってさまざまな書き方をしてくるので非常におもしろいです。
IT業界ではこの時期は比較的忙しい(ずっと忙しいという人もいますが。。。)ため資料を提出期限ぎりぎりに急いで書いた人などもいるのですが私は考課面談は非常に重要だと考えているのでそういう方には面談を実施して説明をした後に再度かきなおすようにしてもらっています。

実は今年から大きく二つのことを考課面談に取り入れています。
一つは一年に一回の面談だったのを年二回に、目標に関しても短期的なものだけでなく中長期的な目標も書いてもらうようにしました。
ただ変更したというだけでなくなぜ変わったかを理解してもらうように私と面談する方には理由を説明しています。

面談回数を年一回から二回へ変更というのは、面談をする側もされる側も時間を取られるためかなりの労力が必要になります。
ただ年に一回の面談だけだと、そこでたてた目標をどれだけの人が1年間意識してやっていけるのかとかなり疑問です。
「甲子園出場!!」のように部屋の壁に張り紙でもすればいやでも一年間365日意識をするとは思いますが実際ここで立てる目標は普段の業務に関連することを書く人もいれば資格取得など普段の業務と直接かかわってこない目標など様々です。
たぶん年に一度の目標だとほっておいてもやる人は毎年毎年やってくる。逆にやってこない人は毎年毎年目標の繰り越しや未達を繰り返す確率が高いと思います。
本来は毎月や定期的に現在の目標へ向けての進捗などを確認できればいいのですが時間や場所の問題でそこまでは難しいと思うので年に二回考課をすることによってそこで意識できればと思います。

もう一点の中長期的な目標については、このような機会がなければなかなか考えないという人が多いのではないかと思います。といっている私自身も考課面談時に考えて目標を設定しました。
実際に行う業務でもそうですがやはりゴールを明確にすることは大切だと思います。
中長期的な目標は仕事をやっていくうえで変わってくることはあると思いますが、まずはこれも意識することが大事だと思います。
中長期的な目標の達成のために短期的な目標を設定するなど目標設定もしやすくなります。

私が担当している面談はあと少しですが、面談をする側もされる側もしっかりと目標達成できるように行っていこうと思っています。
あっ、私自身の考課面談まだだった。。。(の)

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隕石が落ちてきた

2013-02-19 12:06:37 | 日記
ロシア上空に隕石が飛来しロシア各地で被害が出たそうだ。先週から何だかんだと忙しく、やっと昨夜Youtubeで映像を見たが、まー、あるわあるわ、動画が。

超至近距離で煙をあげながら上空を右から左へ抜けて行くものや、まばゆい光を放ちながら遠くに消えて行くものなど東西南北全ての角度から落下の様子が確認出来そうだ。どの動画も車の中から前方を撮影しているドライブレコーダーの映像で、道路と山並みが映っているところから突然火の玉が画面上に映り込んでいる。

こんなに動画が存在するのは、ロシアではドライブレコーダーの装備が常識だそうでほとんど全ての車に搭載されているそうだ。ドライブレコーダーがこんなに普及しているその背景が事故やアタリ屋対策にあるのは不幸なことだが、地球規模の大事件がこんなに手軽にあらゆる角度から撮影されているのは単純に驚いた。

カメラと映像を記録しておくストレージの小型化により、手軽に運転中の映像を残しておくことが出来る様になった。また通信基盤も各国で高速化し、これまた手軽に映像をインターネット上に公開できるようになっている。さらにそれを見る側もWi-Fiに接続され無線で使えるタブレットでリビングに居ながらあれこれと映像を確認できる。

カメラが小型化していなくてもダメだし、ストレージが進化せず大容量のデータを保存出来なくてもダメ、通信基盤が整備されず低速のままでもダメで、各家庭にインターネット環境が整備されていなくてもスイッチを入れると即使える端末が無いと同じ事が出来ない。

個々の技術はより小さく、より速く、より大容量に工夫した結果だが、つなげてみるとものすごい事が出来る。

日本の技術力の危機が叫ばれているが、これらの機器の進化に日本の技術は欠かせないものだったと思う。またこれからも日本の技術が世界で役立つだろう。その役立つ技術の中に横浜にあるジェイエスピーという会社が関わっていると良いなと思う。(野)

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もう2月ですが

2013-02-18 08:29:43 | 日記
 もうかなり時間が経ってしまったが、ある日の新聞に子供たちの「あいさつ」に関する二つの異なる見方が、掲載された。一つは投書、一つは投稿記事だった。

 投書の方は、成人式を迎えたお孫さんを持つご婦人からだった。お孫さんが、成人式の晴れ着を着て投書のご本人宅を訪問するために歩いていると、見知らぬ小学生が駆け寄ってきて「成人式おめでとうございます」と声をかけてくれたそうだ。お孫さんはそれを嬉しそうに祖母に語ったのだろう。話を聞いたおばあさんも嬉しくなって、そのことを新聞への投書という形で多くの人に知ってもらいたい気持ちになったというわけだ。投書は、最近の若者は「あいさつ」もできないなんて言うけれど、そんなことはない、こんな嬉しいことができる子だっているんだ、という主旨の言葉で締めくくられていた。

 もうひとつ同じ日の投稿記事の方は、いくつもの教室で活躍されている塾の先生がまとめたものだった。日頃子供たちに接している最前線の方からの報告だ。その中で記憶に残るのは、新年になって初めて会う先生に「あけましておめでとうございます」と言えない生徒が増加しているというくだりだ。しっかり新年のあいさつができた生徒は、平均して15人に1人程度だったという。かなり少ない。全体的にあいさつができない生徒の数が増えているという印象をお持ちの記事内容だった。
 この投稿記事が記憶に残ったのは、私も今年の年明けに出社して来た社員の皆さんのあいさつを観察していて、気になっていたからだ。社会経験豊富な社員の皆さんほど、しっかりと新年のあいさつができていた。まず社長の所に飛んで行って頭を下げ、それからあちこちの人に自分から駆け寄って行って今年も一緒に頑張れる嬉しさを伝えあう。ところが若い社員の皆さんの中で、先輩にあいさつされる前に同じような行動に出ていたのはほんのわずか一握りだったのだ。
 
 時間が過ぎるのは早い。しかも世の中はあまりに物騒だ。ただ一生懸命働いているだけなのに武装テロに襲われたり、結婚式に行った先で刃物を持った若者に刺されたり、宇宙から降ってきた火の玉の衝撃で怪我をすることさえある。日々生きている自分がいること、一年間一生懸命歩いて来てこれからも頑張るつもりであること、そんなことを毎日毎年、そして急いで過ぎ去る時間の中で、自分を変えるきっかけになるかもしれない区切り目の日に、そういう自分をさり気なく伝える言葉が「あいさつ」の言葉であるなら、飲み込んでしまって心のなかだけでつぶやくのは本当にもったいない。
 
 やるかやらないか迷った時はやってみる方を選べと先輩諸氏にはよく言われてきた。「あいさつ」ぐらいその言葉が当てはまる行動は無いように思う。「あけましておめでとうございます」という言葉で、まだ陽が射していなかったこれから一年の未来にさっと明るさが広がるような気がするし、「おはようございます」と言葉を交わし合うことで今日一日に立ち向かう勇気が沸き上がって来る。(三)
 

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良いチーム

2013-02-15 14:23:03 | 日記
年に何回か飛行機に乗る機会がある。
その度に、じーーっと見入ってしまうのがCAさん達だ。
昔、憧れていた職業でもあるし、キレイな方が多いのもあるしで、何かと目が行ってしまう。
普段から見られ慣れている彼女たちは、私がチラチラ見ようが特に気に留めている様子もない。

先日乗った飛行機は早朝の便で、早起きが苦手な私は眠さ全開だった。
座席についたのもつかの間、離陸する前にはすっかり眠りこけていた。
ところが、程なく「おはようございます!!お飲み物はいかがですか??」と、これまでに経験したことのないハイテンションのサービスが始まった。
声のする方へ目をやると、チーフパーサと言われる、いわゆるその飛行機に乗っているCAさんグループの長が声の発し主だった。
まだ私の席から何列も前方のサービス中にも関わらず、しっかりと声が聞こえてくる。
少し迷惑に思った乗客は、きっと私だけではないはず。
その後も、長は通路をズカズカと歩き、彼女が通るたびに起こされた。
他のCAさんも彼女に圧倒されている雰囲気がしっかりと感じ取られ、「あぁ。あまり良いチームではないな。」とふと思った。

その搭乗以来、今日のCAさんたちは良いチームかな?という新しい目線が加わった。

帰りの便は打って変って、とても良いチームだった。
これまでに乗った飛行機の中で一番温かい雰囲気を醸し出していた。
彼女たちは全員お揃いのアクセサリを身につけ、全員が同じトーンで、マニュアル通りのヒンヤリとした対応ではなく、何とも心地の良い温かさがあった。
数年に一度出くわすことができるかどうかの当たりチームだったような気がする。

今回、飛行機の中で学んだことは、やはりチームの長は重要ということだった。
1人だけ張り切り過ぎてもいけないし、控えめ過ぎてもいけない。
チームのメンバーから付いて行きたいと思ってもらえる存在であることが大事なのだろう。
いや。もしかしたら長とかメンバーとか関係なく、みんなで頑張ろう!という姿勢がチームメンバー全員に必要なのかもしれない。
とにかく、早朝便の長みたいな人では行けない気がする。

私も是非、彼女たちを見習って、よいチーム運営をして行けたらと思う。

(ゆ)

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