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たまご

 昨日の記事でも強調したように、私は鶏が大嫌いだ。しかし、何故だか分からないが、たまごは大好物だ。それは、トマトは食べられないがケチャップなら食べられ、チーズのままなら臭くて我慢できないがチーズケーキになればおいしく食べられるのと同じなのかもしれない。たまご焼きならスクランブルエッグから目玉焼きまで何でも大好きだし、毎朝喫茶店に行ってモーニングサービスのゆで卵を食べている。生卵をアツアツのご飯に落として醤油をたらしてざっと食べるのも大好きだ。洋食屋に行っても肉は食べないので、プレーンのオムレツをサラダと一緒に食べるのが私の定番となっている。時々はたまごを食べながら、これはあの鶏が産み落としたものなんだぞ、と自分に言ってみることもあるが、一瞬はさすがにたじろぐものの次の瞬間にはもう忘れてしまっている。それほどたまごはおいしいし、私のいい加減なところでもある。
 この前の日曜日に、妻とスーパーに買い物に行った。私の目的は一週間分のウーロン茶を買い込むことだった。夏休み中の平日は身動きが取れないので、日曜ごとに私には必需品となっているウーロン茶をまとめ買いすることにしている。最初にお目当てのウーロン茶を買い物かごに詰め込んだ私は、妻の買い物に付き合ってふらふら歩いた。平日の午前中と違って、日曜には一家総出で買い物をしている家族も多く、男の人の姿も目立つ。私も何の気後れもせずに店内を歩くことができた。
 すると、たまごの売り場の前でちょっとしたことに気づいた。たまごというものはパック売りされていてすべて同じものだばかりと思っていたが、実は色々な種類があって値段もさまざまだということに初めて気づいた。これは大発見だと、携帯のカメラで売っているすべてのものを写真に撮ってみた。

 

まずは、普通のたまご。10個1パックで、Mサイズは158円。1個約16円。さすがに物価の優等生といわれるだけあって、物の値段に疎い私でも「安い!」と感激するほどだ。しかし、私が気になったのはこれ以外にもいろんなたまごが売られていたことだ。

 

「尾張のたまご」(白玉)は6個パックだから、1個約26円、それが赤玉だと1個約30円になる。赤玉のほうがおいしいとは思うのだが、それがどういう理由からなのか私は知らない。これを夏休みの自由研究にすると結構面白いかもしれない。小中学生に提案してみよう。さらには、

 

「ごまたまご」だと1個約31円、αリノレン酸が4倍という「しんたまご」だと1個約33円だ。何がどうすると、たまごの成分が違ってくるのだろう。鶏に与える餌の成分によるのだろうか。それとも狭い鶏舎に閉じ込めてばかりいず、のびのび育てたりすると違ってくるのだろうか。これも夏休みの自由研究にはいい課題だ。そして最後に究極(?)の、ヨード卵!


さすがに1個52.5円と他の追随を許さない、まさしく王者の貫禄の値段だ。普通のたまご3個以上分の値段だ。本当に高級なたまごだ。
 だけど、果たして3倍のおいしさがするんだろうか・・そういう問題じゃないのかな。

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