毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
名前を聞いて(2)
「1月31日の記事」で紹介した「もあな」ちゃんは元気に塾に通ってきているが、先日その名前の由来について尋ねてみた。
「もあなって名前はどうしてついたか知ってる?」
「うん。お父さんとお母さんがハワイで泊まったホテルの名前」
「モアナホテル?」
「モアナ・サーフライダー」
「へえ、お父さん達が新婚旅行で泊まったホテルの名前なのかな?」
「そう」
「なら、もあなってどう意味なのか知ってる?」
「うん。海だって」
「そうか、海かあ。いい名前だね」
そう私が言うと嬉しそうな顔をしたもあなちゃんが印象的だった。
だが、一度もハワイに行ったことがない私には「モアナ・サーフライダー」なるものがどういうところなのか分からない。そこでいつものように検索してみた。
『ワイキキビーチの目前にあり、多くのビーチフロントやオーシャンビューの客室を持つ上に、ワイキキビーチにプライベートビーチエリアを持ち、ホテル内のプールエリアより水着のままビーチに出ることができる(ホテル建物内では上着着用の規則あり)。また、カラカウア大通りのほぼ真ん中に位置し、周辺に多くのレストランやバー、ブティックが林立するため、グルメやショッピングにおける利便性が高いにもかかわらず、建物内は静粛が保たれているなど、そのロケーションがもたらす高い利便性と開業以来の静粛な雰囲気は高い評価を受けている。立地や設備のみならず、コンシェルジュやポーターなどのスタッフのサービスも高く評価されており、「コンデナスト・トラベラー」誌などの権威ある雑誌による調査で、常にホノルルのトップクラスのホテルに選ばれている』
素晴らしいホテルのようだ。もあなちゃんの両親にとってこのホテルは生涯忘れられない場所なのだろう。初めての子にその名を与えるくらいに・・。きっと幸せな家庭なんだろうなあ、と微笑ましくなった。
人の名はやはり大事だ。私自身の名前も世間にざらにあるものではないので、良いこと、悪いことの両面を味わってきた。だが、一度聞いたら忘れられない名前の方が、色々と便利なのではないだろうか。この間の日曜日にもそんな名前を持った人に出会った。
書店で問題集を何冊か買おうとレジに並んだところ、私の担当になった青年の名札を見て少し唸った。
「××月道」
何て読むんだろう?知りたくて我慢が出来なかった。
「あなたのお名前、何て読むの?」
「名前ですか?字の通り「つきみち」です」
「おお・・、いい名前だね」
「ありがとうございます」
さすがにその場で名前の由来を尋ねるのは憚られたので、その後しばらくこの名前がついた由来を勝手に想像してみた。
「月への道か・・。月からの使者と言えばかぐや姫。彼女が地上に至り、また、月へと戻っていくのに辿ったのが「月道」。その光景を想像するだけでも、神秘さに体の奥から震えが止まりそうもないほど神々しさと厳かさをそなえた道。もしそれが輝きあふれる所へ通じているのなら、我が子を光あふれる場所へと導いてくれろよ、そんな切なる親の願いが込められたロマンチックな名前ではないか・・」
まあ私の貧弱な想像力ではこんなものだろう・・。
「もあなって名前はどうしてついたか知ってる?」
「うん。お父さんとお母さんがハワイで泊まったホテルの名前」
「モアナホテル?」
「モアナ・サーフライダー」
「へえ、お父さん達が新婚旅行で泊まったホテルの名前なのかな?」
「そう」
「なら、もあなってどう意味なのか知ってる?」
「うん。海だって」
「そうか、海かあ。いい名前だね」
そう私が言うと嬉しそうな顔をしたもあなちゃんが印象的だった。
だが、一度もハワイに行ったことがない私には「モアナ・サーフライダー」なるものがどういうところなのか分からない。そこでいつものように検索してみた。
『ワイキキビーチの目前にあり、多くのビーチフロントやオーシャンビューの客室を持つ上に、ワイキキビーチにプライベートビーチエリアを持ち、ホテル内のプールエリアより水着のままビーチに出ることができる(ホテル建物内では上着着用の規則あり)。また、カラカウア大通りのほぼ真ん中に位置し、周辺に多くのレストランやバー、ブティックが林立するため、グルメやショッピングにおける利便性が高いにもかかわらず、建物内は静粛が保たれているなど、そのロケーションがもたらす高い利便性と開業以来の静粛な雰囲気は高い評価を受けている。立地や設備のみならず、コンシェルジュやポーターなどのスタッフのサービスも高く評価されており、「コンデナスト・トラベラー」誌などの権威ある雑誌による調査で、常にホノルルのトップクラスのホテルに選ばれている』
素晴らしいホテルのようだ。もあなちゃんの両親にとってこのホテルは生涯忘れられない場所なのだろう。初めての子にその名を与えるくらいに・・。きっと幸せな家庭なんだろうなあ、と微笑ましくなった。
人の名はやはり大事だ。私自身の名前も世間にざらにあるものではないので、良いこと、悪いことの両面を味わってきた。だが、一度聞いたら忘れられない名前の方が、色々と便利なのではないだろうか。この間の日曜日にもそんな名前を持った人に出会った。
書店で問題集を何冊か買おうとレジに並んだところ、私の担当になった青年の名札を見て少し唸った。
「××月道」
何て読むんだろう?知りたくて我慢が出来なかった。
「あなたのお名前、何て読むの?」
「名前ですか?字の通り「つきみち」です」
「おお・・、いい名前だね」
「ありがとうございます」
さすがにその場で名前の由来を尋ねるのは憚られたので、その後しばらくこの名前がついた由来を勝手に想像してみた。
「月への道か・・。月からの使者と言えばかぐや姫。彼女が地上に至り、また、月へと戻っていくのに辿ったのが「月道」。その光景を想像するだけでも、神秘さに体の奥から震えが止まりそうもないほど神々しさと厳かさをそなえた道。もしそれが輝きあふれる所へ通じているのなら、我が子を光あふれる場所へと導いてくれろよ、そんな切なる親の願いが込められたロマンチックな名前ではないか・・」
まあ私の貧弱な想像力ではこんなものだろう・・。
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