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始業式

 冬期講習に入る直前、2012年1月のカレンダーを見て不思議に思った。
「いったい始業式はいつなんだろう?」


 ここ数年、1月7日が始業式となっているので、今年もそうだろうと、カレンダーで確認もせずに冬期講習の予定を組んでしまった。だが、カレンダーを見たら7日は土曜で学校は休みだ。ならば月曜から始まるのか、と思ったが、9日は成人の日で休みとなっている。じゃあ、10日なのかな、もしそうなら長い冬休みだな、とため息が出たが、それなら塾の冬期講習の日程はそのまま変更しなくても大丈夫だ、と思った。しかし・・。
 その日、塾にやって来た小学生に、始業式はいつなのか尋ねてみた。すると、
「確か6日だったと思うけど・・」
「えっ、そうなの?」
他の子にも訊いてみたら、ほとんどの子が「6日・・」と答えた。
「そうか・・、困ったなあ・・。6日の午前中も塾の授業の予定にしてあるんだけど・・。変更しなくちゃいけないなあ・・」
確認を怠った私が悪いのだけど、まさか学校が6日に始業式をやるなんて思いもしなかった。杓子定規に日程を組む公立の学校がこんな柔軟な対応をするなんて意外だ。まあ、実際に10日を始業式にしたら、12月の23日から始まった冬休みが18日間にもなってしまうから、当然の処置と言えば言えなくもないのだろうが・・。午前中の時間を午後に振り返ることにして日程の調節は出来たから良かったが、迂闊すぎた。日程を組む時には細心の注意を払うようにしなければいけないと、改めて自戒した。

 私が小学校の頃は、12月24日が終業式で1月8日が始業式と決まっていた。その間の冬休みは、ちょうど二週間。低学年の頃は元旦に学校に集まって紅白の餅をもらったこともあったから、冬休みは短いものだという印象が強い。その頃と比べれば、冬休みは長くなった。
 しかし、週休二日というのは祝日が重なるとすぐに三連休になってしまう。一年通して休日が数えるほどしかない私から見れば羨ましい限りだ。私にとって三連休は一年に一回、夏休みの時だけだから、一年に三連休が何回もあったところで、どうやって過ごしたらよいのか迷ってしまうだけだろうが・・。
 もうそろそろ、休みを多くしてもいいかな、と思わないでもないが、なんとなく今年も例年と同じように、少ない休みでフル回転してしまうんだろうな、きっと・・。
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