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タコの目カッター

 今年も、鏡餅のひび割れ具合で吉凶占いをした記事を書いたが、実は今の私にとって、かかとのひび割れの方がより深刻な問題である。角質化したかかとが割れ、痛くてまともに歩けなくなる・・、毎年のことであるから、きちんとケアすればいいのに、ついつい忘れてしまう。すると、いつの間にかパックリ割れてしまって血が滲んでくる・・、今年もまた同じ轍を踏んだ・・。
 「そんなに痛そうに歩くんなら、自分でちゃんと薬塗りなさいよ!」
と妻に怒られるが、迂闊な質はどうしてもなおらない。何度痛い目に遭っても同じことを繰り返すのだから、愚かとしか言いようがない。
 だが、そんな私と長年付き合っている妻だけあって、私の愚かさを見越した上で、対処法を考えてくれるから、有り難いものだ。毎年、「これ、どう?」と、薬やかかと削りを買ってきてくれる。いつもそれなりの効果はある物ばかりだが、「これさえあれば大丈夫!」と思えるほどの逸品に出会ったことはなかった。そんな感想を妻に正直に伝えると、ちょっとがっかりした顔で、
 「そう、残念・・」
と寂しそうに答えるので、こちらまで辛くなる・・。でもね、嘘言ってもね・・。
 そんな妻が今年買ってくれたのが、これ。


 「ニューゾーリンゲン タコの目カッター」。
 
 「タコの目カッターって何だよ。かかとにタコなんてできてないよ」
 「硬くなった足タコやうおの目にいいって書いてあるから、効果があるかなと思って。ダメかなあ・・」
 「まあ、そのうち試してみるよ」

 しばらく放置してあったが、先ほど思い出して使ってみた。

「使用方法・・足タコやうおの目の盛りあがった部分に刃をあて、軽くカンナをかけるように手前に引き、削って下さい」 


 半信半疑で試してみたが、使ってみてビックリ!!角質が綺麗に削れた!!こんなの初めて!!

 

 面白いように削れる。あっという間に一皮剥けて、かかとはきれいになってしまった。すごい!!

 だが、さすがに中世より刃物の街として知られているドイツの都市、ゾーリンゲンの名を冠するだけあって、刃の切れ味が鋭すぎて、少しばかり深く削ってしまうと、すぐに血が滲み出てくる・・。ドジな私は早くも2箇所切ってしまった・・。慣れれば大丈夫だとは思うが・・。

 しかし、これは良いものを買ってくれた。サンキュー!
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