じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

迫り来る危機

2008-09-13 23:25:02 | Weblog
★ 原油価格もユーロもバブルがはじけ、世界的な大不況が迫りつつあるようだ。アメリカでは「住専」に公費が投入され、また大手証券会社の救済話が話題となっている。後に振り返った時、世界恐慌の上を「綱渡り」していたなどと言われるかも知れない。

★ 夏の日、アリの行列にイタズラをすることがある。隊列を組んだアリたちは一瞬にパニックを起こし、右往左往のありさまだ。アリたちにとって私は一体どんな存在なのだろうか。

★ ある種のサルが木から下りて数百万年。人類は一刻一刻と歴史をつむいできた。私の体の中には、人類創生からの、更には生命創生からの記憶が脈々と受け継がれている。私が存在している以上、それは確実なことだ。

★ 「人間」とは何か。「生命」とは何か。「存在」とは何か。これが私の3大疑問だ。別に答えなどわからなくてもよいし、わかれるかどうかも危うい。

★ 巨大加速器が始動し、質量の謎に挑んでいると言う。スピンや相転移、ヒッグス粒子など門外漢にはさっぱり概念がつかめないが、エネルギーが物質化するといったことには興味がある。

★ 人間の五感でどれほど宇宙が解明できるのかはそれこそチャレンジだろうし、人間が認識できる解明でしかないが、人間が自己の存在、意義付けをこれほどまでに追究するのは、迷子の子どもが必死で母親を探しているようなものかもしれない。

★ 旺盛な好奇心は、気の小さいサルが身につけた、特殊能力なのかもしれない。

★ ところで迫り来る経済危機、資源の枯渇。追い討ちをかけて戦争や疫病の流行もあるかも知れない。どれもこれも大変なことだが、巨大な宇宙や微細な素粒子のことを考えると、どうでもいいようにも思えてきた。
コメント