★ NHK-BSプレミアムドラマ「ハードナッツ! ~数学girlの恋する事件簿~」(2013年)を観た。全8回の短期シリーズだが、なかなか面白かった。
★ 「ハードナッツ」とは、「硬くて割れない木の実」から、「難問題、扱いにくい人」という意味らしい。そういう理由からか、主人公の数学科の学生の名前は、難波くるみという。
★ 経歴に訳ありの所轄の刑事(高良健吾)と独特のコミカルな雰囲気を持つ難波くるみが、数学の知識を駆使して事件を解決していくというもの。ところどころに出てくる数式や数学者の豆知識も面白い。
★ 第4回の「ラブレターと企業恐喝テロ」は「グリコ・森永事件」を思い起こさせる。一連の企業恐喝事件の目的が株価操作による利益獲得というのは、塩田武士さんの「罪の声」の推理とも共通する。
★ 第7回・8回(最終回)で前後編が放映された「恐怖のウイルスとくるみの秘密」、あるテロ組織が某研究所からウイルスを強奪するというもの。そこで奪われたウイルスが「コロナウイルス」(らしきもの)なのには驚いた。制作サイドに予知能力でもあったのだろうか。
★ 番組は一応ハッピーエンドになっているが、暗い余韻が残った。民放なら続編が制作されそうなところだ。
★ 「ハードナッツ」とは、「硬くて割れない木の実」から、「難問題、扱いにくい人」という意味らしい。そういう理由からか、主人公の数学科の学生の名前は、難波くるみという。
★ 経歴に訳ありの所轄の刑事(高良健吾)と独特のコミカルな雰囲気を持つ難波くるみが、数学の知識を駆使して事件を解決していくというもの。ところどころに出てくる数式や数学者の豆知識も面白い。
★ 第4回の「ラブレターと企業恐喝テロ」は「グリコ・森永事件」を思い起こさせる。一連の企業恐喝事件の目的が株価操作による利益獲得というのは、塩田武士さんの「罪の声」の推理とも共通する。
★ 第7回・8回(最終回)で前後編が放映された「恐怖のウイルスとくるみの秘密」、あるテロ組織が某研究所からウイルスを強奪するというもの。そこで奪われたウイルスが「コロナウイルス」(らしきもの)なのには驚いた。制作サイドに予知能力でもあったのだろうか。
★ 番組は一応ハッピーエンドになっているが、暗い余韻が残った。民放なら続編が制作されそうなところだ。