じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ドラマ「珈琲屋の人々」

2021-02-02 16:03:14 | Weblog
★ NHK BSプレミアムドラマ「珈琲屋の人々」(2014年)を観た。良いドラマだった。

★ あることが原因で殺人を犯してしまった宗田行介(高橋克典さんが演じる)。情状の余地が大いにあったのだが、根が正直すぎて、刑期を満期務めて出所。入獄中に亡くなった父親の跡を継いで下町の路地にひっそり佇む「珈琲屋」を営んでいる。

★ 人生に迷った人々がふと立ち寄り、宗田の淹れるコーヒーに心を癒す。

★ 「一杯の珈琲が人生を変えることもある」。それが宗田が父親から受け継いだ教訓だ。

★ しかし、宗田の心が晴れることはない。「人を殺すということは、人間でなくなるということだ」と自分を責める。命を奪った男の妻(木村多江さんが演じる)に許しを求める手紙を送り続けていたのだが。

★ 不器用で寡黙な宗田は、かつての高倉健さんのようだ。花屋の主人を演じる八嶋智人さんが軽薄な感じで、それが宗田を一層引き立てているように感じた。

★ それにしても、コーヒーがうまそうだ。

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