★ いよいよ明日は大学入試共通テスト。そして私立中学の入試だ。結果が出るのは仕方ない。みんな思い存分力を発揮してほしい。
★ さて、スーパーに行くといつも買っているキャベツの千切り(洗わずにすぐに使えるので便利だ)が減量されていた。値段は変わっていなかったが、実質的な値上げ。とはいえ、品不足といわれると手に入れたくなるのが人情。一袋買ってしまった。
★ キャベツは1玉500円以上。もはや添え物ではない。ということで、今日は井上荒野さんの「キャベツ炒めに捧ぐ」(角川春樹事務所)から表題作を読んだ。
★ 熟女三人が経営する総菜や「ここ屋」。三人三様に人生の彩がある。今回は江子(こうこ)さんが主人公。かつて暮らしていた夫との結婚初夜。披露宴で疲れた空腹の彼女に、夫が作ってくれたのが「キャベツ炒め」だった。バターでニンニクを炒め、そこにちぎったキャベツを投入。味付けは塩だけだったが、印象に残る料理だったらしい。
★ キャベツ炒め、簡単すぎてあまりつくらないが、ソースで炒めるとソースの香りとキャベツの甘さが良い。
★ キャベツが高騰し、お好み屋さんはさぞお困りのことと余所事ながら心配する。