2013.1.6 つぼみが立ち上がった頃
2013.1.17 花が開き始めました
2013.2.6 3年ほど前の種から育ったシクラメンが今年ようやく たくさんの花を
咲かせてくれました。
親の球根はここに引っ越してくる前に買った花が咲いている鉢でした。
12年以上は前のことです。
花が終わった花殻を摘み取ったり、枯れた葉を取り除いたり手入れをします。
花の季節の前は、花が咲くのを促進する化学肥料をあげたり、油粕のキューブを土に
差し込んだりして、1年間、花の時期を待ちます。
園芸はなんの知識もなく始めたので、まったく自己流でした。
水もやりすぎては根腐れしてしまうし、水が足りなくても、枯れてしまうし、
世話はかかります。
でも、最近、シクラメンは夏に全部枯れて休眠することを知りました。
いったん全部枯れて、また葉になる芽が出てきて、シャワシャワと葉が増えていきます。
枯れてしまったと、がっかりしていた年もありましたが、枯れても休眠だからよかったんですね。
でも、この実生(みしょう)のシクラメンが種から育つ前に、たくさん実をつけた親の球根が
土の中で腐ってしまったときは、とても悲しかったです。
水をやりすぎてダメにしてしまったと思ったのです。
ですが、花殻をつけたままにしていたので、種が実って、親の役目を終えたのでした。
私にとっては、シクラメンは、花屋さんで買ってくるものではなく、育てて咲かせる花です。
独身のころ、実家では花を鉢で育てるなんて、まったくできない私でした。
母も、花を育てるのはできませんでした。
母は勤めていたので、忙しかったからでしょう。
私も鉢に水が足りないのを見計らって水をやるなど、花に愛情をかけることもなかったのです。
結婚して、何年かして、バルコニーがある住まいに住むようになって、プランターと植木鉢で
植物を育てるようになり、水やりを気を付けるようになりました。
私が入院したときは、夫へのお願い事項に、風呂の水を3日に一度でいいからあげてね、
と頼んでおきました。
私が帰ってきたときに枯れていたら、がっかりすると思って、夫はお水をあげてくれていました。
夫に感謝です。
もうひとつ ついでに退院したときに感謝したことを書いておきますと、私が30代で
入院したときのことです。
洗濯機の使い方も説明しておきましたので、何度か洗濯機を使って洗濯したそうです。
退院して家にもどったとき、夫のたんすの引き出しをあけると、私がいつもソックスを
1足ずつそろえて、組みにして、くるりと足首のところでくるんで 1足にセットするのをまねて、
じょうずではありませんでしたが、夫がやったものだと明らかにわかる出来具合で、
くるりと回してくるんでありました。
それを見て私は、入院している間、夫を一人で不自由させて申し訳なかったと思うと同時に、
不器用な夫がこんなこともやっていたんだ、と胸がつまって目頭が熱くなりました。
お見舞いも来られる日は必ず来てくれました。
ありがたいことでした。
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