このごろの日曜日のお楽しみには、毎日新聞の別刷り「日曜くらぶ」で連載中の平松洋子さんのエッセイ!
もう彼女のエッセイは読み度にわくわくどきどきというか、読んでいるとぐわっと体温が上がるのがわかるほど好きなんです。
図書館派のわたしが、彼女の本だけは手元に置きたいと、少しずつ買い集めているというだけでも、どれほど好きかがわかるというものでしょう。
で、春からの平松洋子さんの連載が始まって、ほんとうに嬉しかった。
彼女の最新エッセイが毎週楽しめる、この喜び!毎日曜日が早起きになるというもんです。
で、昨日のエッセイ、あっタイトルは「小鳥来る日」です。
読んでいると、ぐふふ…なんと私が大好きな詩が登場するではありませんか!
井伏鱒二さんの「なだれ」です。
『厄除け詩集』の中からの一つなのです。
冬眠から覚めた熊の話です。
嬉しかったなぁ。
今回のエッセイはこの五月の嬉しさ、愉しさがみちあふれて、読みながらも、にやにや していました。
で、薫る風とかく薫風の言葉を見つけた時も、またまた、にっこり
この言葉、とても好きなんです。
と言うのも、はるか昔の学生時代、同じクラブの先輩が下宿していたのが薫風荘だったのです。
楽しい思い出ともに、年を経れば経るほど、美しく…。
可愛らしかったみぎわ先輩に、クールな魅力のごん先輩は、お元気かなぁ~と久しぶりに思いだしたのでした。