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みなさん、佳い夏をお過ごしでしょうか?
夏休みモードのマドレーヌです。
先日の小旅行からの帰り、親子三人身体の電池消耗状態で
新幹線の座席に座っていました。
ふと目を上げると、荷物の棚にマリーちゃん!
どこかの遊園地のおみやげかな~
娘をつつき、二人でマリーちゃんを見ながらにっこり。
しばらく座席でうとうとして何駅か過ぎ、
もう一度棚を見上げると、もうマリーちゃんはいませんでした。
今ごろ、どこかの家でぷかぷかと浮かんでいるんでしょうね。
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おまけ
先日、薪能なるものを見に行ってきました。
能が好きな母に誘われて、私と娘、親子三代で行ってきました。
今回は会場となる八幡さまの御鎮座325年式年大祭記念だそうで、
なんとあの野村蔓斉さんが登場。
私はこの蔓斉さんにひかれて、
娘はわけもわからずに行ったわけですが、人が多いのなんの!
それから開演前に土砂降りの雨が降り、それはもう傘がなければ全身ずぶぬれ状態になる勢いでしたが、
ほとんどの人が席を立たない、土砂降りの中、傘をさして座席に座り続ける。
これまたすごい情景、でした。
結局みんなの願いが通じたのか、気持ちよく雲も切れて、
30分遅れて無事舞台は始まりました。
鎮守の森を背景に設けられた特設能舞台、薪が焚かれる中での能の舞は
実に幻想的な風景でした。
身を乗り出してみる母の隣で、ちんぷんかんぷんの私と娘。
能はちっともわかりませんでした。
狂言は二人大名がかかり、こちらは少し笑えるほど楽しめました。
母はしきりに「野村蔓斉さんはさすがだ、声がいい、姿勢がいい」と上機嫌。
土砂降りのあとだったので、気持ちのよい夜風が吹き渡り、また趣の違った夏の一夜が過ごせました。
ちょうど後ろの席に知人が座っていて、後日偶然にもあったところ
「よく、じゅんちゃん(むすめのこと)、我慢したね。
落ち着いてみていて、えらかったよ」と褒められました。
そうか、えらかったのか~。娘が褒められると何でも嬉しいワタクシでした。