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プレゼントする本を選ぶのに、文庫本の棚の前を行ったり、来たり、
何往復したかな?
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渡す相手の顔を思い浮かべながら、本を選ぶのって楽しすぎました。
工藤直子さんの詩にはいつも惚れ惚れする。
ムスメが小学生の頃、一緒に「のはらうた」を音読して、わくわくした思い出は一生の宝物だと思う。
ある春休みには、「のはらうた」に登場する仲間たちを書き出してみようと、
原稿用紙にずらずらとひらがなのなまえを並べて書いた。
へびいちのすけ、
かえるたくお、
さわがによしお、
ありんこたくじ、
こぐまきょうこ、
こざるいさむ、
こんな感じです。
ムスメの名前が登場したときは、二人で喜んだ。
あめつぶじゅんこ
この名前だけでも、想像の翼がぐんぐん広がって、
自分の頭の中で、自分だけの野原が広がって…。
工藤直子さんって、すごいなって思う。
今回は、ひょんなことから、ラジオで工藤直子さんのトークを聴き、
そこでまた懐かしくなって久しぶりに工藤さんの詩を探してみた。
この本のタイトルにもなっている「おまじない」。
これは、みみずみつおくんの詩です。
ちょっと引いてみますね。
~
こわいとき となえる
おまじないがある
じぶんにむかって
こういうんだ
「おい、ぼくよ
ぼくがいるから
だいじょうぶ
ぼくがいるから
だいじょうぶ」
~
続きはぜひ、この本で読んでくださいね。
工藤直子さん、そのラジオのトークで初めて知ったのですが、
現在81歳で、もういろんなお仕事はやめて、身体が動けるうちに
あちこち旅をしたいとおっしゃってました。
それも青春切符を使って!
「高い山は登れないから、
山があって、海が近くにあって、だから島がいいな。
行きたいなぁ」って。
工藤さんの旅、そっとあとからついていきたい気分になりますね。