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『バッタを 倒しに アフリカへ』
(前野ウルド浩太郎著、光文社新書)
を読みました。
実は図書館で借りていて、予約者もいて、少々待ちました。
で、私の次にも予約をされている方がいて、
延長なしの貸出はきっちり二週間!
で、返却日に合わせて、あわてて読んだのですが、うむ、やっぱり一気読みの面白さでした。
主人公の彼、小学生の頃にファーブル昆虫記に魅せられて、その夢を持ち続け、昆虫学者になったという。
なんともインパクトがある表紙の写真!
思わず手にとってしまいますよね。
これ、なにって?
彼の名前にウルドが入った感動的なエピソード、
アフリカで満を持してのバッタの大群との遭遇、
サソリに刺されても、
無収入生活に突入しようとも、
ただただ夢に向かってひた走る姿は、
胸にぐんぐん迫って感動を届けてくれます。
日本にバッタフィーバーを!
彼の熱い想いに、彼の支援者が増えていく。
私も図書館で借りた本を読みながら、
アフリカのモーリタニアの空気をビシバシ感じながら、
もはやこの本は買うしかあるまいと、熱い気持ちになってました。
夢を語ることの素晴らしさを、
前野ウルド浩太郎さんは身をもって教えてくれます。
笑いあり、涙あり、大感動あり!
この本を知ったからには、1人でも多くの人にこの本のことを知って欲しい、読んで欲しいとおもいます。
実は私、東北地方には行ったことがなくて、ずっと行ってみたいなーと思ってます。
前野さんは秋田出身なんですね。
そして青森の弘前大学ご出身。
実家のお母さんから届いた薬に貼られた付箋の文字を見て、じんわりと心が温かくなりました。