1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

信仰は遥かに非ず、実生活の中にあり。

2016-09-04 17:49:02 | 法話
四国霊場番外に鯖大師本坊が。このお寺では3年鯖絶食で願掛けする習わしが。謂われはお大師さんと鯖の逸話によるもの。鯖に限らず縁によっては酒でも、お茶でも。実生活の中でそれを目にした時「そうだ、仏と約束し願掛けしたんだ」と初心の再確認が出来、心が引き締められる。これも信仰の存在価値。

今ここは「何を、誰を、」中心に置くかを考える事が。

2016-09-04 11:12:00 | 法話
スーパー開業数十年の実績ある会長(老女)が見ず知らず同系列店で買物した時お節介を。「暖房風が当たる先にバターやチーズは置かん方が。三段棚は目線に合わせ下段は子供用品、中段は主婦、上段は男性物を」と。聞く耳なし。案の定1年で閉店しておったと。何事も一手間を嫌がっては伸びる物も伸びん。

この世で出会った人達とまたあの世で、が望み。

2016-09-04 06:46:46 | 法話
当年齢54に。常に心中には「あと何年女房殿と一緒におれるんだろう」ということ。父の他界年齢73まで生きたとして正月19回迎えたら終わり。坊主でありながらあの世という世界があることを心から望む。この世からの延長で永遠に女房殿と同じ場所に。個人的な信仰継続の理由はこの願いの為、かな。