1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

人は教えられても身に付かん。人は気付かんと身に付かん。

2016-09-30 17:33:45 | 法話
檀家少年が「自分にとって一番大事な人という判断は」と。何か思うところがあったのかな。「まずは今死んでもらったら困る人。今一つは命の期限を区切られた時『この人だけには挨拶を』という人かな。人一人が一生を生きる為にはどれだけの人の支えが必要なんだろうね」と。後に母親からお礼の電話が。

散々世話になった方を。死んだら恩まで、かい。

2016-09-30 13:14:58 | 法話
彼岸も終わり明日からもう10月。今秋も多くの檀家さんが納骨堂に。この住職喧しい。「納骨堂は必要のない物を、捨てる物を置かせている場所じゃない。何年も姥捨山にしたら遺骨を突き返しまっせ。他家の子孫はあなたの家族を拝んではくれん」と。まあこの言葉をかける檀家はごく一部。大半は親孝行。

家族葬は「私達はあなた方と付き合うつもりはない」と世間に公表してるに同じ。

2016-09-30 06:48:20 | 法話
30年以上信頼と実績を積み上げてきた方がたった一度の過ちで奈落に。本人以外の過ちでも。大木も枝葉の先になる程風当たりが。ある地位の高い方が親の葬式を家族葬で。故人から恩を受けた方々を含め、当然知らせがあると思っていた人達が「この方にとって私達は」と不信感を抱きその後の親交を自重。