1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

気を抜ける場所がないと、人はそんなに強くない。

2016-09-29 17:18:18 | 法話
女房殿にしか見せない姿がある。後輩僧侶が「えっ、どんな姿」と興味津々に。こればっかりは絶対人には見せられん。人前(特に檀家さん)、仕事場においては嫌が上にも「住職でございます」という姿を貫かんとあかん。誰にでもそんな一面は。私にとって唯一甘えられる存在が女房殿。あなたには、誰が。

「病気は気から」じゃないからドクターが必要。がたまに。

2016-09-29 12:33:41 | 法話
女性が老母に連れ添われお寺へ。歩くのもやっとの状態で。第一子が自閉症の為先日第二子を恐怖感から堕したと。傷心に加え病院のうつ病診断でショックを。否定してやる事で改善せんかな、と「君はうつ病と違うよ」と1時間程心を癒していくと徐々に回復の兆しが、開かなかった目も。翌日元気にお寺に。

受けし恩は、忘れたくないもの。

2016-09-29 07:56:32 | 法話
戦国時代近隣国の塩止めに対し上杉謙信公が甲斐武田へ塩を(敵に塩を送る)。数百年経った今でも塩が送られた1月11日長野松本では塩市として御礼報謝を。京都の地蔵盆は光秀公京都所司代時代最も平穏であった事からそのご恩に報いる為始められたものが今でも。何か日本人って、いいと思いませんか。