1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

仲の良い老夫婦を見ると心が安まる。

2016-09-07 17:18:05 | 法話
檀家で蒲鉾屋の爺様は92歳まで現役を。側で支えてきた婆様が脳血栓で入院。朝3時起床仕事開始、配達まで終わらせ次の日の準備を済ませ昼から病院へ。婆様に昼食夕食を食べさせ夜帰宅を日課に。1日も欠かさず1年も。「この歳まで一緒におれた。顔を見に行くのが楽しみ」と当時。かくありたいもの。

親だけが子育ての対象に非ず。

2016-09-07 10:35:45 | 法話
わが女房は他人の子、わが子共に隔てなく厳しい。小学生時代息子友達が集まり寺がほぼ児童館に。初めは挨拶や靴揃えに対し優しく注意を。が何度言っても改善の兆しが。で全員の靴を寺庭に投げ捨て「拾うてこい」と。「挨拶が聞こえん。もう一度」と。文句を言ってきた親皆無。昨今は怖い大人がとんと。

何を大切にしなきゃならんかを今一度。

2016-09-07 06:13:45 | 法話
今の今まで過度の欲を貪っていた人が突如病気になって「大便小便が普通に出たら。食事が普通に食べられたら。普通に眠る事が出来たら」と常日頃全く心を向けてなかった「当たり前」の有難さ、これを無くす事が一番の苦痛となるを初めて知る事に。健康に限らず、支えてくれている物(者)全てに感謝を。