1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

人間の目に見える物、耳に聞こえる物は全て何かの訓示を。

2016-09-27 17:08:54 | 法話
檀家の子供さんから「お不動様は何であんな恐い顔してるの」と。「不動明王は人間の一番厄介な泣いたり笑ったり怒ったりを包み込んでくれる仏さんでね。必死に助けようとするあまりあんなお顔に。人も必死になったらあんな顔にならんかい。あんな顔になるまで君は一生懸命頑張ってるか。どうだい」と。

自分勝手が通る世界はない。多くの自分勝手に潰されるだけ。

2016-09-27 11:45:17 | 法話
昨今は自分の基準で動く人が数多に。寺内でも納骨堂の線香立てに煙草を。故人が好きだったのはわかるが、吸い殻は誰かが片付けを。極一部の人だが本堂内に犬や猫を。自分が好きだから皆も、と。参拝者には匂いを嫌う人もアレルギーの人も。公共の場の心得が全くない。基本から注意せにゃあきまへんか。

力もないのに権利だけを求めても、ね。

2016-09-27 08:38:54 | 法話
先日経営者方と話す機会が。「世の中派遣社員問題で会社側が非難を。『この人間は当社に必要な人材だ』と判断したら必ず正社員に。利益をもたらす人材は離さない。派遣を渡り歩く人間は結局派遣止まりの働きしかしてない。制度に文句を言う前に認められる人間に」と。こんな社長もいる。力を付けよう。