展示場の新品便器なら舐めようと思えば。 2016-09-06 16:54:33 | 法話 良寛さんの庵へ旅人が。「よくおいでに」と桶を。次の朝「これで顔を」と昨晩の桶を。躊躇すると「早くしてくれんかい。それで米を研ぐんでな」と。人はそれを見知っていなかったら平気で使用出来るのに。一旦頭に入った先入観を取り除くことは難しい。人は「決め付け」でどれ程の損失を。
与えられた物を工夫して活かすしかない。 2016-09-06 10:06:48 | 法話 亡き祖母が常々「人には一癖、二癖。無くて七癖、ありゃ四十八癖」と。こうした癖もこの世で生きていく為に天が。癖は使い方で益にも害にも。他にも「この者なら使いこなせる」と天が与えてくれた道具としては、目、耳、鼻、口、心、体。親や子供、国もかな。思えば拒否出来ない物ばかりにて。さてと。
人の上に立つ者の教訓として。 2016-09-06 06:20:40 | 法話 家康公教訓に「人生は荷物を背負い坂登るが如し。勝つ事ばかりを知り負ける事を知らねばその害自らに及ぶ。及ばざるは過ぎたるより勝れり」が。確かに苦労や失敗で人は成長。基本人生は博打。が一方で家康公は「家臣の命が掛っとる。何度振っても思い通りの目が出せるまでサイは振らん」と関ヶ原前に。