高齢化社会がもたらす病の一つ、認知症が問題視されています。高齢者は
我が身にかかり、若い人達も両親をかかえてこの問題は深刻です。
認知症は、突発的に起きるのでなく、徐々に進行していくようですから、(特に
アルツハイマーの場合)治療の対象にもなるわけです。早期に発見するためには
やはり専門医が必要となりますが、医学でも初期の認知症と診断できるには、
なかなか困難なようです。
最近は高齢者だけでなく、若年性認知症もかなりあり、これらは精神疾患など
と間違えられ、発見が遅れ、治療にかかる頃には、進んでいるケースもありま
す。
わたしの同級生の中にも認知症になり、同窓会に来られなかった人もいます。
わたしの母は、大腿骨骨折で5ヶ月の入院後死亡しましたが、亡くなる2ヶ月前
には認知症になっていました。わたし達子供の顔は分かりましたが、・・・・
寝たきりの生活が認知症となったのです。年齢も89歳でしたが・・・・
一昨年観た映画、「明日の記憶」では、渡辺 謙さん演じる企業マンが、
アルツハイマーに侵され、進行していく症状との苦悩を演じ、それを支える妻
の姿が印象に残っています。
しかし現代医療では、早期に発見すれば対応できる薬物療法も研究されて
います。他人事でなく、深刻な問題として今夜のNHKスペシャルを見ました。
愛知のブログ友だち(同級生)のご近所では、集まった際、「ボケナイ小唄」
を歌うとか。・・・・・
今度は予防法を教えて欲しいものです。