先日の福田総理の施政方針演説を受けて衆、参両議院の質疑が始まり
ました。
5本柱として、 以下が挙げられています。
1 国民本位の行財政への転換
2 社会保障制度の確立と安全の確保
3 活力ある経済社会の構築
4 平和協力国家日本の実現
5 低炭素社会への転換
今日もスイミングから帰ったら、参議院での質疑応答が始まっていました。
質問の内容は、大体「この問題かな」と予想はつきますが・・・・わたし達と
しては、ガソリン税の問題、アメリカのサブプライムローンによる株安(これは
大きく経済問題に関わる)が気になりますが・・・・・
内容はさておいて、国会質疑の論争の言葉の早さに、(質問、答弁全てあら
かじめ用意されていますが、読み上げ方の速度はすごい速さで、なんら抑揚
もなく淡々とよく淀みなく読み上げられるものかと)感嘆します。(エーもアーも
ウーも無い・・・・間もない)
いつの頃からか、テレビ、ラジオのアナウンサー達のニュースを読み上げ
る速度が早くなっています。世の中、スピードが求められる社会になり、しゃ
べる言葉までスピード化したわけです。高齢者にはこのスピードは取り残され
そうです。
福田総理など70歳ですが、今日の質問への応答も、まさに滔々と述べ、
舛添厚労相に至っては、句読点などどこ吹く風、止まらぬスピードにつっかえ
ないかと変な事に感心しました。渡辺行革相は強、弱を交えた読みぶりを
示していました。
限られた時間内での国会論議ですから、速さが求められるのでしょう。
わたしなど子供時代は、人より早口であったため、先生から
「天ぷら食べてきたのか。」(油でよく口が滑る意味)と言われましたが、
子供相手の仕事で、「ゆっくりしゃべらなければ子供に分からないよ。」と
教えられたものでした。
世の中変わり、社会も変わりスピード化しました。置いてきぼりを食わ
され ないようにこのスピードに上手く合わせられるでしょうか。