一昨日はスイスのダボスで世界経済会議(ワールド・エコノミック・フォーラム)
が行なわれ、今年の洞爺湖サミットで議長国となる日本の代表として、福田
総理 が温暖化対策の講演をしていました。要は、国際協力の必要性であり、
発展途上国への支援と言うことです。
地球温暖化は今や世界的ですから、個々の国だけでは不可能で、国際的に、
対応していく必要があるからです。
先日もNHKスペシャルで世界の各地での溶け出した氷河や稀少動物の壊滅、
異常性など出ていましたが、今回CBCで俳優の西村雅彦氏が赤道直下の旅
(南米からアフリカ、4万キロ)をしたドキュメンタリーが放映されました。
南米ポルトガルのロカ岬(赤道の名を持つ)を出発しての4万キロ、アマゾン
の奥深く大自然の残っている赤道直下、しかしジャングルは伐採のため森林
が消滅状態にある。 伐採後は大豆畑へと
また標高5000Mのアンデスでは氷河が溶 け出し5年前の氷河のトンネル
はもう見られない。氷河の溶ける音まで聞こえる現象が見られた。
世界自然遺産の第一号のガラバゴスではエルニーニョ現象により、ペンギン
が絶滅状態にあり、ガラバゴス(ゾウガメの名そのもの)のゾウガメ(100歳以上)
はわずかに1頭だけになった。etc・・・・世界危機遺産となった。
自然動物宝庫の動物達
アザラシの子供 ゾウガメ 海イグアナ
実態は数多くあると思います。現地で動物保護をしている研究者の言葉に
「自然破壊をしてしまったのは、環境でなく、人間です。」と厳しく批判して
いたのがうなづけました。
地球規模での対策が必要です。7月の洞爺湖サミットでどのような会談が
出来るか、注目されるでしょう。