インフルエンザの後遺症なのか、喉がすっきりせず、病院通いが続いています。
ぼそぼそと普通の声は出せるのですが、読み聞かせをするようなちょっと大きめの声はガラガラ声になってしまいます。
声帯はきれいになっているようなので、完治までもう少しだと思います。
そんな中での息子のメンタルクリニック。
なかなかブログを更新できずにいますが、通院記録はきちんと残しておこうと思います。
「調子はどうでしょう?」
と、先生に聞かれ、息子は、
「最近は、意識して、散歩に行ったり、ジョギングしたり、本を読んだりするようにしてるけど、何もしてなかったときより辛かったときのこととかが頭に浮かぶようになって、しんどくなって、また何もできなくなったりしてます。」
というようなことを言ってました。
「辛かったときのことが頭に浮かぶようなきっかけは何でしょう?」
と、聞かれ、息子は首をひねりながら、
「分かりません。」
と・・・。
「もしかすると、やっていることをがらっと変えた方がいいかもしれませんね。
例えば、音楽とか、聴いたり、歌ってみたり・・・。
全然違うことをやって、フラッシュバックが出ないか色々試してみるのもいいと思いますよ。」
「トラウマやフラッシュバックはなくなるものじゃないって分かってるから、うまく対処できるようになろうとは思ってます。」
「おっしゃる通りなくなるものじゃないです。
私も、46年生きていて、フラッシュバックになるようなトラウマを持っています。
言い方は悪いけど、『臭いものにふた』をしてやり過ごしています。
トラウマの威力はすごいので、対処しようとするより、避けた方がいいですよ。」
息子は、じっと考え込むように聞いていました。
「お母さんから見て、どうでしょう?」
「とにかくしんどそうです。
『小学校や中学校のときのことを思い出して苦しくなる』と言ってました。
色々考えて疲れてしまうのか、夜9時、10時にはぐったりして寝てしまうのですが、朝起きるのも9時、10時で、毎日12時間ぐらい寝てます。
それと、『サッカーの練習や試合の後、毎回のように、もうやめようって思ってる』と聞いたので、『いつでもやめたらいいんやで』って、私は言ってるんですけど、『サッカーが出来るのはあと一年しかないから、やめるのはもったいない』って、言ってます。」
「そうですね、やめるのはいつでもやめられますからね。
レクサプロとか、今、飲んでるお薬はフラッシュバックを止めるお薬です。
量を増やすということも考えてみようと思いますが、今まで不整脈とか出たことはありますか?」
「ここ以外、ほとんど病院に行ったことがなくて、診てもらったことがないのですが、小学5年生のときにあんまり胸が苦しくなるので、大きな病院で検査をしてもらったことがあります。
そのときの検査では異常ありませんでした。」
「不整脈とかがあると薬を増やせないので、お聞きしました。
出来るだけ増やしたくはありませんが・・・。」
「確かに、薬を増やすと、増やす前よりは楽にはなってるけど、もうちょっとこのままでいいです。」
と、息子。
「では、このままで様子を見ましょう。」
「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次の診察は4週間後になりました。
息子は、本当は、サッカーをすることから離れた方が楽になれるのでしょう。
小学5年生のときに入った地元のサッカークラブ。
幼稚園の頃からサッカーしている子達と混じって、息子がいきなり同じように走れるわけもなく、タイム走で随分苦しみました。
たった2ヶ月でクラブチームをやめることになりましたが、その後、息子はフラッシュバックが起きて調子が悪くなることが続きました。
今でも走ると調子が悪くなることが多く、それでも息子は、短い時間ながら走ろうとしています。
「セレッソ大阪を応援する方に専念してみてもいいんとちゃう?」
と、息子に声をかけたこともありますが、今は、息子が頑張りたいと思うことを応援しようと思っています。
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