神エホバは、ご意志の神聖な奥義をみ言葉を通して漸進的に明らかにされて来ました。神エホバはご自分の約束が信頼でき、確実であることを実証されるため、アブラハムとの契約、イスラエルとの契約、ダビデの王国契約、と、それぞれ契約をし、その進展をみ言葉通りに明らかにされて来ました。ですから、現在の私たちは、神エホバが契約された通りに進展したことを確証出来ています。
引き続き、神エホバは、ご意志の神聖な奥義を次の通り、遂に明らかにされました。
神エホバの預言の言葉はどのように成就するかは、約束の胤が出現するまで、なぞのままでした。聖書のガラテア4章4節にはこう記されています。「時の限りが満ちたとき、神(エホバ)はご自分のみ子(イエス)を遣わし、そのみ子は女(マリア)から出た」。西暦前2年、ひとりのみ使いがユダヤ人の処女マリアにこう告げました。「見よ、あなたは胎内に子を宿して男の子を産むでしょう。あなたはその名をイエスと呼ぶのです。これは偉大な者となり、至高者(エホバ)の子と呼ばれるでしょう。エホバ神はその父ダビデの座を彼に与えます。聖霊があなたに臨み、至高者(エホバ)の力があなたを覆うのです。そのゆえにも、生まれる者は聖なる者、神(エホバ)の子と呼ばれます」(ルカ1:31,32,35)。
その後、神エホバは、聖霊によって、み子イエスの命を天からマリアの胎に移し、み子イエスが女・処女マリアから生まれるようにされました。イエスは、聖霊によってマリアの胎に移され、人間の男女間の交わりよらないで、処女マリアから生まれましたので、人間の不完全さを受け継ぎませんでした。神エホバの深い知恵の表われです。それは「神(エホバ)の子」だったのです。同時に、イエスの養父のヨセフもその妻マリアもダビデ王の子孫でしたので、ダビデの相続者としての自然の権利と法的な権利をイエスに与えました(使徒13:22,23)。西暦29年にイエスがバプテスマ(水の浸礼)を受けた時、神エホバはイエスに聖霊で油を注ぎ、「これはわたしの子、わたしの愛する者である」と、宣言されました(マタイ3:16,17)。このようにして、遂に神エホバの約束の胤が地上に遣わされました。神エホバのご意志の神聖な奥義に関してもっと多くのことを明らかにする時が来たのです(テモテ第二1:10)。
イエスは、地上での神の王国の良いたよりの宣教期間中に、創世記3章15節の蛇が悪魔サタンであり、蛇の胤が悪魔サタンの追随者たち・偽りの宗教指導者たちであることを明らかにされました(ルカ4:43;8:1.マタイ4:23;23:33.ヨハネ8:44)。後に、それらの者のすべてがどのように永久に砕かれる(永久に処断される)かも明らかにされました(啓示20:1~3,10,15)。そして、創世記3章15節で宣べられた「女」が「上なるエルサレム」、つまり、エホバ神の霊の被造物で成る神エホバの妻のような天的組織であることが明白になりました(ガラテア4:26.啓示12:1~6)。このようにして、神エホバのご意志の神聖な奥義が遂に明らかにされたのです。
次に神エホバの神聖な奥義の新しい契約についてお伝え致します。引き続きお読み下されば幸いです。
千両の 切り花となり 道の駅 今日の一句
かかりつけの医院の「シクラメン」