神エホバは、ヒゼキヤ王は病気の時、涙を流しての熱烈な祈りに、寿命を15年延ばす約束をされました(イザヤ38:1~5)。
神エホバは約束の厳守者ですが、しるしによって裏打ちされます。イザヤを通して次のように語られました。
「そして、アッシリアの王の手からあなた(ヒゼキヤ王)とこの都市を救い、この都市を守る。エホバは語ったことを実行する。エホバからのしるしは、こうである。私は、太陽によりアハズの階段を下った影を、10段戻す」」」(イザヤ38:6~8前半)。
ユダヤ人の歴史家ヨセフ巣によると、王空の中には階段がありました。その傍には柱があったと思われます。太陽光線が柱に当たると、その影が会談に投影されます。階段上の陰の動きを観察すれば、日中の時間を計ることができます。さて、神エホバは奇跡を行われます。影はいつものようにゆっくりと段を下った後、10段後戻りすることになっています。そのような現象を聞いたり見たりしたことがあるでしょうか。しかし、イザヤ書は次のように記しています。「すると、階段を下った影が10段上に戻った」(イザヤ38:8後半)。
その後間もなくヒゼキヤ王は病気から回復し、そのニュースは遠くバビロンにまで広まりました。話を聞いたバビロンの王は、エルサレムに使者を遣わし、事実を探らせます。
ヒゼキヤ王が奇跡的に回復してから、3年ほど後に、長男マナセが生まれます。マナセは、神エホバの深い同情がなければ生まれなかったはずなのに、成長すると、その神エホバの同情に感謝を示しませんでした。加えて、生涯の大半に亘って、神エホバの目に悪いことを大々的に行いました(歴代第二32:24;33:1~6)。神エホバはご自分のご意志を守り行なう者を祝福されます(詩編1:1~3)。
蜘蛛の巣の 規則正しき 網目かな 今日の一句
ご近所の垣根に咲いている「ツツジの花」
- 11月04日撮影 -