偉大な創造者エホバ神は、ご自分の預言者イザヤを通して、バビロンに捕囚されていた神エホバの民が、エホバに救い出され、その民が歓声を上げ、エルサレムに帰還することが予告されました(イザヤ51:11)。歴史は、イザヤの預言が成就したことが確証されています。
神エホバは、ご自分の民に、さらにイザヤを通して保証の言葉をお与えになりました。イザヤは次のように記しています。
「「あなたたち(イスラエル人)を慰めているのは、この私(エホバ)である。死にゆく人間、青草のように枯れる人間の子を、なぜ恐れるのか。あなたを造ったエホバをなぜ忘れるのか。天(宇宙)を広げ、地の土台を据えた者を。あなたは一日中、虐げる者の激しい怒りを恐れていた。その者があなたを滅ぼせるかのように。今、虐げる者の怒りはどこにあるのか」」(イザヤ51:12,13)。
イスラエルの前途には、長年にわたるバビロンへの流刑が控えています。それでも、虐げる者バビロンの激しい怒りを恐れるべきではありません。聖書の系譜における第三世界強国であるバビロンは、神の民イスラエルを征服し、「滅ぼせるかのように」しますが、忠実なイスラエル人は、キュロス王の手によるバビロンの倒壊を、神エホバが予告しておられることを知っていました(イザヤ44:8,24~28)。永遠の神である創造者エホバ神とは対照的に、バビロンの住民は、乾期の強烈な日射によって、枯れてしまう草のように消滅します。その時。「虐げる者の怒りはどこにある」のでしょうか。人を恐れて、宇宙と地球の造り主である偉大な創造者エホバ神を忘れるのは何と愚かなことではないでしょうか。
神エホバの民はどうなるのでしょうか、次回に引き続きイザヤの預言の言葉を紹介致します。
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ハラハラと 桜舞い降り 通り抜け 今日の一句
妻が描いた油絵「旅」がテーマ
- 作品の大きさは50号です -