ヤコブの伯父ラケルの娘ラケルは、魅力的な美しい女性でした。ヤコブはラケルを愛し、そのため伯父ラバンに7年間仕える、つまり働くことを約束しました。さて、どのように進展するのでしょうか。聖書は次のように記しています。
「ヤコブは伯父ラバンに言った。「約束の(労働)期間(7年)が終わりましたので、彼女(ラケル)と一緒にならせてください。彼女(ラケル)と関係を持たせてください」。そこでラバンは地元の人たち皆を集めて宴を催した。ところがその晩、ラバンは娘のレアをヤコブの所に連れて行き、ヤコブがレアと関係を持つようにした。ラバンはさらに、自分の召し使いの女性ジルバをレアの召し使いにした。翌朝、ヤコブが見るとそこにいたのはレアだった。それでヤコブはラバンに言った。「何ということをしたのですか。私はラケルのために、あなたに(7年間)仕えたのではなかったでしょうか。どうして私をだましたのですか」。ラバンは言った。「ここの習慣では、下の娘を長女より先に嫁にやることはしません。祝いの宴をあの子と一緒に過ごしなさい。その後、下の子も妻にすることができます。ただし、その代わりもう7年間働いてもらいます」。ヤコブは言われた通り、祝いの週をレアと一緒に過ごした。その後、ラバンはラケルも妻としてヤコブに与えた。ラバンはさらに、自分の召し使いの女性ビルハをラケルの召し使いにした」(創世29:21~29)。
上の聖句に記されている通り、ヤコブは伯父ラバンと約束した通り7年間働き、ラバンに、ラケルと一緒にならせてください、と願い出ました。叔父ラバンは宴を儲け、その夜にヤコブに与えたのは長女レアでした。当時は夜は暗く、ヤコブはラケルと思い、レアと関係を持ちました。しかし、夜が明けてみるとラケルではなく、レアで、あったことに気付きました。ヤコブは伯父ラバンに抗議しましたが、ラバンは地元の習慣に従ったことを伝えています。そして、伯父ラバンは、ヤコブにさらに7年間奉仕の仕事をするならラケルを妻として与えることを提案しました。ヤコブは辛抱強く、従順にラバンの提案通り、宴の週をレアと一緒に過ごしました。女性の方々はこの出来事をどのように感じますか。
このラバンの長女レアは父親の言う通りに行動して、ヤコブと関係もちましたが、エホバ神からの祝福はあるでしょうか。次回に引き続き紹介致します。
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感動の オリンピックも 終えにけり 今日の一句
卓上の「百合の花」