現在の結婚制度では考えられないことことですが、ヤコブは伯父ラバンによって姉レアと妹ラケルを妻にしました。神エホバはレアを祝福し、ヤコブとの間に4人の男の子を誕生させました。しかし、ラケルには子供が生まれませんでした。さて、どのように進展するでしょうか。聖書は次のように記しています。
「ラケルは、自分がヤコブの子を一人も産んでいないので、妹レアに嫉妬するようになり、(夫)ヤコブにこう言いだした。「私(ラケル)にも子供を持たせてください。そうでないと、私は死んだも同然です」。するとヤコブはひどく怒り、ラケルに言った。「私が神だとでもいうのか。あなた(ラケル)に子供ができないようにしているのは神なのだ」。ラケルは言った。「私の女奴隷ビルハがいます。彼女と関係を持ってください。そうすれば、彼女が私のために子を産み、彼女によって私も子供を持てます」。そうしてラケルは召し使いビルハをヤコブに妻として与え、ヤコブはビルハと関係を持った。ビルハは妊娠して男の子を産んだ。その時ラケルは言った。「神は私のことを裁き、私の声を聞いてくださった。私に男の子をくださった」。それで彼女(ラケル)はその子をダンと名付けた。ラケルの召し使いビルハは再び妊娠し、2人目の男の子を産んだ。その時ラケルは言った。「私は姉(レア)と激しい闘いをした。そしてついに勝った!」。それで彼女(ラケル)はその子をナフタリと名付けた。
レアは、(5人目の)子を産まなくなっていたので、自分の召し使いジルバをヤコブに妻として与えた。やがてレアの召し使いジルバは男の子を産んだ。その時レアは、「私は恵まれている!」と言った。それで彼女(レア)はその子をガドと名付けた。その後、レアの召し使いジルバは2人目の男の子を産んだ。その時レアは言った。「私は幸せ!女たちはきっと私のことを幸せな人と呼ぶ」。それで彼女はその子をアシエルと名付けた」(創世30:1~13)。
上の聖句に記されている通り、ヤコブの子供に恵まれなかったラケルは姉レアに嫉妬するようになったことが記されています。そこでラケルは夫ヤコブに子供を持たせてください、とお願いしています。するとヤコブは怒り、自分は神ではないと答えています。すると驚くことにラケルは自分の召し使いのビルハとヤコブが関係をもつように願い出ています。その召し使いとヤコブとの間に男の子が2人生まれると、ラケルは姉レアと激しい闘いをし、ついに勝った、と言っています。
一方姉のレアはヤコブとの間に5人目は授からなくなったので、同じように自分の召し使いのジルバをヤコブの妻として与え、男の子が2人与えられました。その時姉レアは「私は幸せ!」と率直に喜びを表し、ラケルとは対照的な態度を表しています。
さて物事はどのように支店するのでしょうか。引き続きレアは神エホバの祝福を得られるでしょうか。次回に引き続き紹介致します。
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