神エホバがヨシュアに命じた通り、ヨシュアが、ヨルダン川の中ほどにいた神エホバの契約の箱を運ぶ祭司たちに、岸に上がるように命じた結果、ヨルダン川は元通り流れ出し、岸に溢れたことが記されていました。神エホバは強大な力を持ち、自然界も制御できることを示されました。引き続き聖書には次のように記録されています。
「ヨルダン川の西側にいたアモリ人の全ての王と海沿いにいたカナン人の全ての王は、エホバがイスラエル人の前でヨルダン川の水を干上がらせて彼らがそれを渡ったことを聞くと、心がくじけ、イスラエル人のゆえにすっかり勇気を失った。
その時、エホバはヨシュアに言った。「あなたのために石の短刀を作り、もう一度、イスラエルの男性に割礼を施しなさい」。ヨシュアは石の短刀を作り、ギブアト・ハアラロトでイスラエルの男性に割礼を施した。ヨシュアが割礼を施した理由は次の通りである。エジプトを出た民の男性、兵士は皆、エジプトを出てから途中の荒野で死んだ。エジプトから出た人は皆、割礼を受けていたが、エジプトを出てから途中の荒野で生まれた人は皆、割礼を受けていなかった。国民全体、すなわちエジプトを出たのにエホバの声に従わなかった兵士たちが死に絶えるまで、イスラエル人は荒野を40年歩いた。エホバは彼らに、私たちに与えるとエホバが父祖たちに誓った土地、非常に肥沃な土地を決して見させないと誓った。そして彼らの子たちを代わりに立てた。ヨシュアはその人たちに割礼を施したのである。旅の途中で割礼を施されず、割礼を受けないままだったからである。
(男性の)国民全体に割礼が施されると、回復するまで民は宿営所にそのままとどまっていた。」(ヨシュア記5:1~8)。
上の聖句に記されている通り、ヨルダン川の西側にいた全ての王と海沿いにいたカナン人の全ての王は、エホバの前でイスラエル人がヨルダン川を渡ったことを聞くと心がくじけ、勇気を失ったことが記されています。神エホバの民を保護する力の前に王たちは圧倒されたのです。
次いで、神エホバはヨシュアに石の短刀を作り、イスラエル人の男性に割礼を施すように命じています。割礼とは男性の性器の包皮の先端を切り落とす行為です。石の短刀で切り落とすのですから、麻酔もなく痛かったと思います。
余談ですが、東京で私の職場で働いていたイスラエル人は「結婚をすることになり、割礼を受けるので1週間休暇をください」と願い出を受け、まだその習慣が残っているのに驚いたものです。
引き続き神エホバがヨシュアに命じた言葉とイスラエル人の行動が記されていますので、次回にお伝え致します。
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早々に サクランボ花 咲し見る 今日の一句

庭に咲いている「シレネピンクパンサー」