9日の午後はあいにくの小雨になりましたが、
妻と2人で伊達博物館に立ち寄りました。
妻の家も我が家の実家も宇和島藩伊達の殿様の
家老だったので、伊達博物館は特別の思いで見学します。
館内は伊達の文化貯蔵品の保護のため、照明は薄暗く
してあります。写真撮影はフラッシュなしならOKが
出ましたので、伊達博物館の展示品の一部を写真に納めました。
丁度伊達家のお雛様が展示されていましたが、江戸時代の
人々の繊細な衣服の美の美しさとお雛様の表情の気品に溢れる
表現に感服しました。日本人の美意識と表現は素晴らしいと思います。
今日は宇和島市伊達博物館の展示品とユキヤナギの花を紹介致します。
2.伊達博物館の展示品
(1)お雛様(昔は各家庭にも写真のようなお雛様の飾りがあり、4月の3日の前から飾られていました。当時はお嫁さんの嫁入り道具だったようです。我が家の実家も子供の頃は必ず春の桜の時期に飾ってありました)
(2)美しい花飾りと掛け軸
(3)伊達家の家紋
(4)お姫様が仙台から宇和島へのお嫁に来た時の美しい見事な籠
(5)脇差(さやも芸術品です)
(6)甲冑類(甲冑を観察すると江戸時代の日本人の体格は小さかったことがわかります)
(7)日本で最初に造られた鋼鉄を張った蒸気の力で走った船の模型(宇和島の伊達の殿様の先見の明と賢さに江戸幕府は黒船に対抗する船を建造するために、宇和島藩の伊達の殿様を江戸に呼び、隅田川のほとりの石川島の地に造船所を造り、船の建造を命じたようです。石川島は地名ですが、後の石川島播磨重工業、現在のIHIの発祥となりました。IHIに勤めた私にとって感慨深いものがあります)
2.ご近所のお庭のユキヤナギの花