国際的な報道は、最早、「普通」の現象。而して、グローバル化の昂進の中で、どの諸国民のメンバーにせよ、<戦後の風景>を理解するための認識のデファクトスタンダードというかパラダイムはまた、それは、残念ながらこれまた地球規模で米英の価値観と世界観、あるいは、常識と地平に影響された何ものかであるといいうべきでしょう。
米英のスタンダードが学問的にせよ政治的にせよアプリオリに「えらいこと」に昇格するわけがありません。だって、個々の読者も作者も<神ならぬ身>でしかないから。ならば、自分の世界観や価値観を相互に他者間で強要する仕草は醜いだけでなく滑稽。
結論先取りで言えば、米英のスタンダードから演繹帰納される<風景>は慣習的効果のものにすぎない。けれど、米英のスタンダード以外の他のスタンダードでは--超越的や天賦自然権論的で「空虚な総論ルール」がその法の妥当性の扇の要になっている分、逆に--個々の慣習を遵守する態度の社会的好ましさはそれほど大きくないように思われる。
就中、フランス法思想とその強い形式的影響を受けている、現在の国際人権法など比べれば、あるいは、「イスラーム国」(!)にせよ支那にせよロシアにせよ、その社会を統べるルールの法的妥当性も実効性の値打ちも米英法系に比べれば高いとは言えないように私には見えるのです。繰り返しますけれど、それは、ある「慣習」を贔屓にするのではなくて、寧ろ逆に、それが曲がりなりにも成立しているのなら大凡すべてのルール-の守護ということ。すなわち、<慣習を守護する態度>にこそ、米英の憲法思想の豊潤が漂っていると思わないではない、鴨。
要は、米英で活躍しながらも、フランス法思想と現在の国際人権法遵法をその紙面で隠そうとしない西側世界のリベラル派のジャーナリストからは少々不愉快なことを言われても、そう問題にする必要がないということ。と、そう私は考え、安倍総理や現在の日本の内閣のメンバーにはそう言ってあげたいと思います。だって、論理的にそうなのだから。論理的に間違いではないのなら、漸次、自然と穏やかな力が与えられているといいうことでしょう。
ということで、漸次、自然と穏やかな力が与えられればいいと希い、米英法の極からでもカルト的な西欧のリベラル派の文化帝国主義のスタンダードから見たら、はい、第二次安倍政権を米英はどう理解してきているのか。それが間違いにせよ、論理の枠組みを踏まえ反証可能性のある根拠がその国際報道に結晶しているのならな、左右の違いは問わず、<慣習そのものに従う>人としての成熟性が天晴れでもあり、まあ、文句はそう言わないでもよいのではありますまいか。
日本の国民の多くにとっては、それは、戦後に起きた奇蹟であり僥倖でさえある
その第二次安倍政権を米英はどう思っているか。本稿は単に幾つかの記事名URLをリスト。
正直、よくわからない。この日本の有権者・国民の「過半数」とは言わないけれど、
なにがしか、「相対多数」くらいのそれを感じなくもないだろう。
艶っぽい媒介に、エイやでアップロードしておきますね
まあ、今日は昭和の日でもあったからアリバイ的に。
覚悟表明ですかね。
ところで、いきなりになりますが、弊記事に置かれたURL「内部リンク」の
仕組みの復活は先の話かと思います。
Yahooブログは閉鎖するから。
と、畢竟、あなたがあくまでもこのブログのリンク先になんとしてでもアクセスする
高いモティベーションの方、もしくは、暇人に限られるでしょう。
それらの場合、断線の工事が間に合わないという向きには、
>リンクしてを読みたい記事タイトル名
をテクストデータで記録して、そこに
>海馬 goo
>海馬 ameba
の2語を加えて、google検索をすれば終了。マニュアルでの検索になりますが、
ほぼ確実に<情報>に辿り着けますよ(←開き直り?)
そう、
実際の雰囲気は・・・リンクをしたい記事を下記とする場合、その下が正解♪。
>「慰安婦は必要だった」--慰安婦問題を巡る橋下氏の発言は妥当である--
>「慰安婦は必要だった」--慰安婦問題を巡る橋下氏の発言は妥当である-- 海馬 goo
だったということです。
この他の「語彙:海馬 ameba」が別のテクストの意味に介在するということ。
つまり「安倍晋三」が介在したら、朝日新聞ぽいひとたちとっては、--それが<平和の脅威>でもある--事実関係を伝える情報も歪んで受け取られるの、カナ。
これなんかもこれら13本翻訳し比べて感じたこと、鴨です。
小さな違いが、しかし、クッキリ感じられ考えられもないから。
ある鍵概念が、数十年や十数年まででもない、数年の時間の流れの中で、
<リバースクロノジカ>に折り重なり多様な契機を
と、いずれにせよ、
ご迷惑をおかけします(恐縮)。
第二次安倍政権成立から3年ほど、--クリントン大統領(夫)の頃とはちがい--「ジャパンバッシング:日本苛め」はもとより「ジャパンパッシング:日本素通り論」本稿は「複数の記事リスト」にリンクをつないだ安倍政権成立してから報じられた米英紙の記事で紹介するものです。
・日本語&英語版「ポリティカルコンパス」紹介-あなたの政治と経済の思想傾向を自己診断-
http://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-11436944153.html
政治的や経済的な安倍総理の評価において、それを評価する人たちの「ストライクゾーンの揺らぎ」を含め、人口に膾炙する陳腐なネタもたくさんある。ただ、欧米といっても大陸と英米は異なる。まして、日本やある意味ドイツは政治評価の軸自体が世界からはずれているでしょう。左右を問わず(笑)
そんな経緯を<リバースクロノジカオーダー>で
感じていただき思いました、
⑬再掲☆ニューヨークタイムズ社説の集団的自衛権批判に思う<壁パス>の効能
"http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/fdc21a130b60e608be7bcf6dfd3b9f34
⑫事実誤認で自爆したニューヨークタイムズの安倍総理批判社説紹介
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0bd97f1d2f9f0f8cd3494d3c36317939
⑪安倍総理を批判するファイナンシャルタイムズ社説紹介
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/fcdfd2cefa0d4e549b80805010ff6da2
⑩安倍総理靖国神社参拝を批判するニューヨークタイムズ社説紹介(1)~(4)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/e938a190ea7234a7334c505dc8ef8ac0
⑨「特定秘密保護法成立」記念--ニューヨークタイムズの安倍政権批判記事紹介--(上)(下)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/ec7ca33252bd09a2e566acd22c0a878c
⑧Fantastic!――「風立ちぬ」が映す米英リベラルの歪んだ日本理解(上)~(下)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/17dd3008f59e295e1a09222cbf327f1f
⑦靖国<不戦勝>の安倍総理の作戦勝ちに歯ぎしりする海外報道紹介(1)~(6)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/7f29c89c213475667c2385ba2e34ae24
⑥安倍自民党の参院選圧勝を伝える海外報道紹介(1)~(8および)(9-最終註)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3ae9abbfffa397b589aeeeb1980d28cb
⑤橋下「慰安婦発言」批判の海外報道紹介--歪んだ論理の磁場の確認と
その消磁化の契機として(1)~(9)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3ca7d2069ecc186e18b3e237f852f4c0
④安倍総理の歴史認識を批判する海外報道紹介(1)~(12)+後記(上)(下)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/f62334487b7927827bed69dd74021987
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/9ab1e74ac8fd20f67dca4c93b5ccd78f
③ワシントン・ポスト「拡大する中国の影に怯え右傾化する日本」(1)~(4)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/95b56a3ce3d1cde4d2705cd0181ccacc
②ウォールストリート・ジャーナル「日本でナショナリストの影響力が拡大」(上)~(下)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/de41872b01c454968bbc9d3766206993
①英文読解 one パラ道場:自民党新総裁決定-安倍総理の逆襲(上)~(下)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/d8be245bb4332894aaccf02f909d952b
この目次記事酷い。でも、
今から野暮用なので、文も理路も「今晩」は委細構わずです。
だって、一応、全部自分でやったことだけは間違いないから、
いいでしょう(笑) 鉄格子の中に入る直前の記事だったから 。
思いでの記事 (^_^)v
尚、次の自家稿もご興味があればご一読ください。
【自家論稿】
・『再出発の英文法』目次
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/f857d90c621c1b58ef943f9e3c89d81e
・草稿・科挙としての留学の意義と無意味(上)(下)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3d2bc3378bcef0da078a1b30c9681d79