快風丸

俺の船に乗らないか。

1mの永遠

2009-08-21 23:39:26 | Weblog
 昨日は、9時間も寝た。何年ぶりだろう。
体調が良い。疲れているのだなぁ。
 9/4~9/5は東京で研修となった。早速、けいおんの同窓生にTEL。
土曜日だけど、飲み約束。10数年ぶりに学生時代のバンドメンバーと再会してきます。
 
 彼は、ボーカル。当時、僕はギター。歌は歌わなかった。
どんな舞台でも、彼が僕の1m前で歌っていた。
いまでも、自分の前で歌う彼を思い出す。常に僕より前にいた。僕は彼の後姿の向こうに客を見ていた。

 今、歌うようになって、思うことがある。ボーカリストの前には、客しかいない。メンバーは僕の後にいる。このたった1mがね、永遠みたいに遠いのよ。
ひとり、客に相対しているのと、前にボーカリストがいるのとね。
 時々、絶望に近い感覚におちいります。それでも、後のやつらを信じるしかないのです。

 さて、お盆は、家を空けにくいという声もあまたあり、それなら、GWにもと書いた。早速、反応を頂いたのは、これまた、学生時代のバンドメンバーizu氏。
彼はけいおんではなかったが、いわゆる外バンのドラマー。

 けいおんは、3回生ともなると、皆、そこそここなれてきて、ミュージシャンとして、信頼できる同士になってくる。
 外バンは、野良犬の集まりなので、演奏レベルは決して高くない。
僕は、「DODGE」という名前で外バンもやっていた。
 そのメンバーのひとりがizu氏である。

 けいおんのメンバーなら、なんなく叩けるところが、izu氏にはむづかしかったりする。ずいぶんひどいこと言ったりした。
「女とバンドとどっちが大事なんか。」

 マリー・アンド・ファナーズは、僕にとって、この「DODGE」の延長なのです。いま、僕たちのできることでいかに楽しむか、そのことこそが重要なのだ。
その積み重ねの果てに上達があるのだ。焦ってもダメ。頑張るっちゅっても、それは未来に繰り越しただけで、現状を打破することはできない。

 楽器持たなくても友達、楽器持てばもっと楽しい友達。そんなバンドがやりたいのです。