快風丸

俺の船に乗らないか。

始発で行くなら

2009-11-02 00:25:37 | Weblog
 

 AM 5:00。
まだ起きている人、もう起きている人が交錯する時間と知る。
焼き鳥やは店じまい。まだ起きているのだ。新聞配達の少年はもう起きているのだ。すれ違って、世間ってそういう者たちが構成しているのだ。

 電車に乗る。今日は奈良へ行く。
学生のころ、もっとも頑張っていたバンドのメンバーが集まるってメールが届いた。日曜日なので、迷ったが、これが最後かもしれないと思い立った。

 ついでに、福岡で見逃した「阿修羅像」を興福寺で展示しているらしいので、行くことにした。


9時開場の少し前に到着もこの行列。
福岡のは九州の美術展の記録、昭和43年の”ツタンカーメン展”の50万人を超え、70万人の新記録を達成したそうである。福岡に住む親せきの話では、入場に3時間待ちになったそうだ。

 

 券売所で20分、そこから50分も並んだろうか。


 その昔、ローザルクセンブルグ、ボガンボスのボーカル、どんとさんが仏像が好きというのを知り、なんとなく興味があったのだ。この八部衆というのは、インドの強力な神様たちが仏教に帰依して、その守護をしているとのこと。
 皆、少年なのです。とてもかわいいです。実際の身長も150cmくらいです。
木枠に麻布を巻いて、それに漆を塗って作ったそうです。1300年もの間、罪深き人間どもが、守り続けてきたわけです。
 何を見て、何を感じてこられましたか。



 くすんだ金の仏様、初めて信じてみようかな。