快風丸

俺の船に乗らないか。

かぼすという幸せ

2009-11-07 23:40:03 | Weblog
 先日、帰省した折にかぼすを買って帰った。
一袋、¥300.を二つ。この価格のは地元では高級品。色、形とも申し分なし。都会では高級料理店でしかお目にかかれない代物。
 僕はどうせめったに買わないのだからフンパツした。1個あたり¥30.。

 オフクロが、「かぼす、送ろうか。」
届いたのは、少し小ぶりで、ちょっと黄色がかったもの。1ネット、¥50.が二つ。20個くらい、1個あたり¥2.5.。

 メイン用途は、いいちこ、ソーダで割って飲む。
僕は、世界のありとあらゆる飲み物の中で、これが一番好き。コカコーラより、ロマネコンティの30年ものよりきっとうまいのさ。

 今年はどういうわけか、かぼすが集まってくる。
同郷の名古屋在住の友人、実家にかぼすの木があって、今年は豊作とのこと。
1ネットだが、ネットがでかい。50個級。ちょっと黄色が進んでいる。
しかし、それでもかぼすはうまいのよ。地元の人はね、それくらいのほうがかえって使いやすいと言うのです。友人いわく、
「今年のは出がいい。」
すなわち、モア ジューシーということらしい。
彼は、あまり飲まない人なので、毎年、腐らせてしまうらしい。

 さて、にしてもうちもトゥーマッチかぼすになってきた。おすそ分け。知ってる人は喜ぶね。でもあんまし黄色いのはちょっとね。

 実は、その黄色いのは、絞ると長持ちするのです。




 500ccのピンに1本と半分。
ご近所さんにおすそ分け。

 ちなみに、近所の高級スーパーでは、1個¥200.。そんなに良いものではないです。誰かが、莫大な利益を享受しているとしか考えられません。
 これはもう、末端価格。犯罪の匂いがします。

「竜二さん、かぼすは飲むもんじゃなくて売るもんでしょ。」

いや、おいしく飲みましょ。