快風丸

俺の船に乗らないか。

ジョン・フルシアンテ

2010-12-30 00:56:39 | Weblog
 レッチリの”元”ギタリストのソロアルバム。
レッチリ、好きですけど、さして入れ込んで聞いてきたわけでもない。

 しかし、ジョン・フルシアンテのギターが好きだ。

 そんな程度のファンなので、ソロやってたなんて知らなかった。
たまたま、GEOのレンタル落ちで発見。各¥100で2枚買いました。

2004年に毎月リリースした6連作のうちの2枚らしいです。



Curtains

 アコースティック主体で、なんともやさしい歌である。
何度聞いても聞き飽きない感じ。
このギタリストの才能の豊かさを思い知らされる。


 
A Sphere in the Heart of Silence

 ジョシュ・クリングホッファーと全曲二人による共作。
こちらは、テクノっぽい音が入ってたりで、これまた、この人の音楽的な幅の広さ、深さのなせるワザであろう。

 ジョンは、昨年、レッチリを円満脱退しており、このジョシュ・クリングホッファー
が後任としてレッチリに加入したらしい。
 
 6ヶ月で6枚のアルバムをリリースっちゅうのもすごいけど、たまたま聞いたこの
2枚に関して言えば、粗製乱造などでは決してない、聞きごたえのある音楽である。

 ジョンは、「白いジミヘン」と言われているらしいです。
僕の私見ですが、ジミヘンは、ギタリストであるが、ギタリストとしてギター演奏に革命を
起こした偉人ではあるが、バンドマンではないように思っている。

 ジョンがすごいのは、バンドのアンサンブルの一部になっているところである。
この人のギターが入ることによって、サウンド全体が立体的になってくるのである。
 レッチリのジョン不在の時期のアルバムを聞いていただければ、分かってもらえると思います。

 ギターの偉人として並び称されても、その手法は全く異なるものなのです。
ギタリストとして輝きながら、バンドサウンドも引き立てる。
 
 チトおこがましいですが、こういうギタリストになりたいものです。

 明日は、マリーアンドファナーズの練習です。大阪日帰りします。