いつもは、立体駐車場5Fが指定席。
初めて1Fの道路に面した駐輪場に止めた。
帰ろうと、キーをさしたが、開かない。
焦る。寄り道先がもう閉まる時間だ。
おそらく、いたずらされて、カギ穴がダメになったのだろう。
途方に暮れかけたが、トイ面の自動車整備工場がまだ開いている。
事情を話すと、快くグラインダーで切断してくれた。
助かった。
実は、このカギ、いつもは、自宅で使っているもの。あまり持ち出さない。
この日は、外に止める前提で、朝、バッグに入れてきたのだ。
そんなこと思い出しながら、家について、上着のポケットから、キーが出てきた。
わっ、これだ。こっちのカギだ。
一生懸命、こねくりまわしていたのは、いつもの5Fに置いてある方のカギだ。
あせってたからなあ。
しかし、ぜんぜん形の違うキーが、なぜ入ったのだろう。
もし、もっと頑丈なカギだったら、もし近くに自動車修理工事用が無かったら。
疲れてるのかも。