電撃ネットワークの即身成仏を思い出した。
ハァー。
気が付いたら息を止めていた。
すっかり感情移入してしまっている。
パンダの背中から腰あたりは、茶色なのです。
ずっと汚れていると思ってましたが違うのだそうです。
初めて本物を見てきました。
けっこう活動的。
これがパンダ座り。
そもそも熊は肉食なのに、なぜパンダは笹しか食べないのか。
生息地である四川省の山は食糧が乏しい。しかし、パンダは争いを好まなかった。
他の仲間が食べない笹を食べるようになった。
身体の大きなパンダは、自分が生きていく上で必要な笹を確保するため、群れを作らない。
繁殖期のごく短い期間、つがいになる以外はずっと単独行動らしい。
そうしないと食糧をめぐる争いが生じるからなのだという。
生きるために一人になった。
一匹パンダ。
パンダの瞳の奥には深い孤独が宿っている。
パンダの顔が丸いのは、硬い笹を噛むために、アゴが発達したかららしい。
白と黒なのは、湿った黒い大地に雪が降ったときのカムフラージュらしい。
こんなナリですけど、結構厳しい人生を歩んでいらっしゃるのだ。
尊敬すべき動物である。
笹は栄養価が低いので、一日の大半を食べることに費やすらしい。
「食わずにゃいられねぇんだよ。」
安酒場であぶったイカをかじる仕事帰りのサラリーマンのような哀愁。
笹依存症。
今回、発見したのは、「かわいい」だけじゃない、パンダの大人な一面でした。
笑った。
食べたら寝る。