快風丸

俺の船に乗らないか。

シンシンとリーリー

2014-06-21 00:49:32 | Weblog

 パンダの背中から腰あたりは、茶色なのです。

ずっと汚れていると思ってましたが違うのだそうです。

初めて本物を見てきました。

 

けっこう活動的。

 これがパンダ座り。

そもそも熊は肉食なのに、なぜパンダは笹しか食べないのか。

生息地である四川省の山は食糧が乏しい。しかし、パンダは争いを好まなかった。

他の仲間が食べない笹を食べるようになった。

身体の大きなパンダは、自分が生きていく上で必要な笹を確保するため、群れを作らない。

繁殖期のごく短い期間、つがいになる以外はずっと単独行動らしい。

そうしないと食糧をめぐる争いが生じるからなのだという。

生きるために一人になった。

一匹パンダ。

パンダの瞳の奥には深い孤独が宿っている。

 パンダの顔が丸いのは、硬い笹を噛むために、アゴが発達したかららしい。

白と黒なのは、湿った黒い大地に雪が降ったときのカムフラージュらしい。

こんなナリですけど、結構厳しい人生を歩んでいらっしゃるのだ。

尊敬すべき動物である。

 

笹は栄養価が低いので、一日の大半を食べることに費やすらしい。

 「食わずにゃいられねぇんだよ。」

安酒場であぶったイカをかじる仕事帰りのサラリーマンのような哀愁。

笹依存症。

今回、発見したのは、「かわいい」だけじゃない、パンダの大人な一面でした。

 笑った。

食べたら寝る。