快風丸

俺の船に乗らないか。

イノダ

2014-07-11 22:13:14 | Weblog

 京都には喫茶店が多い。

わざわざ有名店に行く必要性がなかったので、最右翼のここも今日が初めて。

円型カウンターの中、バリスタが忙しく、しかし優雅にコーヒーを淹れる。

ペーパーフィルター。ネルドリップじゃないんだ。

 香り高く、コーヒーとしての味が強く、濃い。

同じブレンドの曳き豆を買って帰る。

このあたりの街並み、風情も合わせて、イノダコーヒーが腑に落ちた。


岡林立哉ホーミー

2014-07-11 00:07:04 | Weblog

 本日は休日出勤の代休。

5時からサッカー見て、8時から二度寝して、新聞読んで、もう昼になったので飯食ってから夕飯の買い出しして。

帰ってきたらもう夕方。休みの日はいつもあっという間。

台風だけど、前売り買ってたので、得三へ。

 何年か前に一度、小さなハコで見た。その時に直接、いろいろ話を聞けた。

名古屋出身、現在は、高知県在住とのこと。

バックパッカー世界旅行の中、モンゴルでホーミーとであったとのこと。

現地でも、馬頭琴とホーミーの両方をやる人はほとんどいないそうである。

 今日は、2度め。

前回は、ただただ驚くばかりで、凄いものを発見したという気持ちが強かった。出るとこに出たらすごいことになるぞ、

と思った。たった10人足らずの客前で、経済的に豊かな状態にはなりえないだろう。

人間国宝、いや、人間世界遺産、メジャーになるべきだ、と。

 しかし、今日の感想は違うものになった。入りは20人ほど。

ピアノ、重松壮一郎氏のピアノと素晴らしい相乗効果。馬頭琴は風でピアノは流れる水だ。

 

 この音楽は、金銭に還元できるような小さなものではない。

大地に値段がつけられないように、この音楽自体が大きな価値を持っているのだ。

金銭などという退屈な価値観ではない。空、川、雲、風が渡る初夏の草原、それにつづくものとして存在する音楽なのだ。

地球、宇宙、森羅万象、そういったものに匹敵する価値なのだと確信した。

 

岡林立哉の音楽は、鑑賞するものではない。体験するものである。

http://www.khoomiiman.info/japanese/concerts.html

日本中、ときどきモンゴルを旅して回っている。

 

ホーミーって、馬頭琴って、こういうものだという想像を軽く超えます。

この鮮烈なる音楽をぜひ、体験してほしいと思うのです。