かれこれ一年以上、お座敷バイクとして、インテリアオブジェとして不本意な存在で
あったろうこのロードバイクを再生する。
タイヤ、チューブを交換する。
さあ、試走するぞと空気を充填したその一分後、テロリストの襲撃かと思われた。
銃声のごとく、鳴り響いたのは、7.75気圧まで高められたチューブが破裂した音だった。
タイヤのビードがチューブを噛みこんでいたのが原因。チェックして解消したつもりだったが、甘かった。
用事もないのに、レース用の高級チューブを使っている。1200円だけど、泣かない。
次から同じ失敗はしない。
さあ、郵便局まで、ダッシュだ。