映画館でTHE PEANUTS MOVIE を見てきた。
最近、「できるかな」ののっぽさんが、子供のことを”ちいさいひと”と書いていた。
子供の持つ高い能力と可能性を正しく評価し、子供を子供扱いしてはならないというような話だった。
ラッキィ池田は、ドリフターズのすこいところは、大人に媚びなかったところと言ってた。
どんなにPTAから俗悪有害番組と非難されようとも、子供の喜ぶ内容を貫いたと。
アンパンマンのやなせたかしも、子供だましは通用しない、つまらないものは瞬間に突き放す子供
は冷徹な批判者であり、最も怖い存在であるので、常に、真剣に真摯に取り組まなくてはならないと。
山田耕作は、童謡だからと無意味な歌詞はダメだと「お猿のかごや」の”エーッサ エーッサ エッサホイサッサ”
を批判したそうである。子供に聞かせるものだからこそ、キチンと作らなくてはならないと。
さて、PEANUTS には大人が全く登場しない。子供は実は子供の世界で暮らしているのだ。
子供にとって大人なんていうのは、どうでもよい、つまらない存在なのだ。
楽しい映画だった。
子供の世界をひととき生きた。