快風丸

俺の船に乗らないか。

太陽のわすれもの

2012-01-10 00:00:01 | Weblog

 たいようは、ひるまをあかるくてらすので、このよは、あかるくて、あたたかいとおもっています。

さて、よるになると、たいようのはんたいがわにかくれていた、つきがでてきます。

 わるいひとは、たいようがきらいです。あかるすぎて、まぶしいからです。

わるいことをするのは、よる。つきのひかりは、わるいひとに、わるいちからをあたえるのです。

 それをしった、たいようは、かなしみました。つきをしろくひからせているのは、ねむっている

たいようだとしったからです。

 これいじょう、わるいことがおこらないよう、つきをちきゅうのかげにかくれるようにしたのです。

さいしょのひ、よるはまっくらです。でも、これでは、くらすぎて、みんな、こまってしまいます。

つぎのひは、すこしつきがでました。15にちめには、また、いちばんあかるいよるになりました。

わるいひとは、もう、わるいことをしようとは、おもわなくなりました。

さて、こよいは、まんげつのよる。


第3コート 9:00

2012-01-08 23:41:54 | Weblog

 寒い。

しかし、テニス。

今月は、全ての土日、コートがとれた。

テニスは楽しい。

続けてやってると、肉体と感覚が、同期してくる。

思った通りのボールが打てる。

追い付きそうなボールに追いつくことができる。

厳しいコースへサーブがキマる。

ボレーが、スマッシュが、ハーフロブが。

やればやるほどまたやりたくなる。

やっぱり、アルコールなんかいらない。


バースト

2012-01-08 01:37:58 | Weblog

 9:00からテニス。

行ってきます。

えーーーーーーーーーーっ。

シオシオのパーだ。

昨日もおとといも会社まできっちり往復したのに。

どうも、チューブがタイヤのビードワイヤーに噛み込んでたと思われる。

夜中に破裂したようだ。

パナレーサーのタイヤは、ビードワイヤーの直径が微妙に小さいので、とてもハメにくい。

これには、れっきとした設計意図がある。走行中にパンクしても、タイヤが外れないように、

安全に配慮しているのだ。

そのタイヤが、バーストの風圧で外れたようだ。なんせ、細いチューブに、7.75気圧の

空気を押し込んでいるのだから。

 いや、座敷わらしかもしれん。

きっと良いことあるぞ。


Paint It White

2012-01-04 01:10:10 | Weblog

 家族を大阪に残してきた。

1日の夜から、ほとんど誰とも会話をしていない。ずっと家にいた。

 新年のこと初め。筆を取り出した。

 

 白い書き初め。

このシマノの完組みホイールの錆びたスポークを塗るのである。

3時間に及ぶ力作が完成。

なんか気分が高揚しているのは達成感ではなく、有機溶剤のせいかもしれない。

タッチペイントは、1本90円ほどで、キンブルにて購入したもの。もう、2年か3年前。

 ずっとやろうと思っていたことをやる、というのは、精神衛生上、とても良いことなのだそう。

自慢じゃないが、ほかにもいっぱいある。

 さて、ワイヤー、タイヤ、バーテープも交換、注油して磨き上げる。

そうか、2号にばっかり乗ってたから、もう、半年以上ほったらかしだったんだなあ。

で、2日がかりで完成しました。

 さあ、走るぞ。

 


CHICK COREA

2012-01-02 02:32:21 | Weblog

 JAZZはようわからん。しかし、わかってしまったらおもしろくないのではないか。

好奇心。JAZZの海に飛び込んでみる。

 なんとなく、イメージで、こんなのが聞きたいというのが昔からある。

4ビートで、すごく早くて、ランニングベースで、ライドでリズムを刻む感じ。

漠然としているが、激しくて、破壊的なものである。

 しかし、ジャズの海は広すぎて、なかなかそこへたどりつけない。

アーティストか曲名なら検索できても、さすがのGoogleもイメージでは検索できない。

 

  タワーレコードのジャズコーナーをぶらりひとり旅していて、なんとなく手に取ってみた。

1968年、若かりし日のチックコリア。リターン・トゥ・フォーエバーは好きだが、そのイメージでは

ないのだ。しかし、たぶんこれは、そのハイスピード4が期待できそうだ。

 解説文に「抒情性を排した」とあった。

 

 大みそか、紅白でユーミンが歌っていた。ユーミンの歌は、「絶対POPS」であり、感情を持たない

無機質なプラスチックのおもちゃだとずっと思ってた。歌詞がテロップで流れる。「春よ、来い」。

なんという美しい歌詞、初めてユーミンの歌詞に感動した。声が震えているのは、緊張しているのか。

しかし、そうではなかった。こらえていたのだ。自らの歌にこみ上げてくる感情を抑えていたのだ。

それに気づいたとき、このシンガーソングライターの実力のすごさを思い知った。

 

 表現者というのは、常に、感情を抑えなければならない。泣きながら歌うのは、「お涙ちょうだい」と

言って、表現ではなくて、商売モノの芸である。

 チック・コリアのこのアルバムは、期待通りのハイスピードアンサンブル。そこには、ただ音がある。

音だけが、激しく流れる川のごとく、ときに迫りくる炎のごとくスピーカーから向かってくるのだ。

 それを受けて、初めて聞くものの心に感情が湧きあがるのだ。

すぐれた表現者は、音で感情を紡ぎだすのだと知った。

当分、JAZZの海で、真夜中、荒波にもまれることになりそうだ。