たいようは、ひるまをあかるくてらすので、このよは、あかるくて、あたたかいとおもっています。
さて、よるになると、たいようのはんたいがわにかくれていた、つきがでてきます。
わるいひとは、たいようがきらいです。あかるすぎて、まぶしいからです。
わるいことをするのは、よる。つきのひかりは、わるいひとに、わるいちからをあたえるのです。
それをしった、たいようは、かなしみました。つきをしろくひからせているのは、ねむっている
たいようだとしったからです。
これいじょう、わるいことがおこらないよう、つきをちきゅうのかげにかくれるようにしたのです。
さいしょのひ、よるはまっくらです。でも、これでは、くらすぎて、みんな、こまってしまいます。
つぎのひは、すこしつきがでました。15にちめには、また、いちばんあかるいよるになりました。
わるいひとは、もう、わるいことをしようとは、おもわなくなりました。
さて、こよいは、まんげつのよる。
寒い。
しかし、テニス。
今月は、全ての土日、コートがとれた。
テニスは楽しい。
続けてやってると、肉体と感覚が、同期してくる。
思った通りのボールが打てる。
追い付きそうなボールに追いつくことができる。
厳しいコースへサーブがキマる。
ボレーが、スマッシュが、ハーフロブが。
やればやるほどまたやりたくなる。
やっぱり、アルコールなんかいらない。
9:00からテニス。
行ってきます。
えーーーーーーーーーーっ。
シオシオのパーだ。
昨日もおとといも会社まできっちり往復したのに。
どうも、チューブがタイヤのビードワイヤーに噛み込んでたと思われる。
夜中に破裂したようだ。
パナレーサーのタイヤは、ビードワイヤーの直径が微妙に小さいので、とてもハメにくい。
これには、れっきとした設計意図がある。走行中にパンクしても、タイヤが外れないように、
安全に配慮しているのだ。
そのタイヤが、バーストの風圧で外れたようだ。なんせ、細いチューブに、7.75気圧の
空気を押し込んでいるのだから。
いや、座敷わらしかもしれん。
きっと良いことあるぞ。
半分あきらめた休日の午後
それでも日差しはまぶしいばかり
半分満たされた気持ちをもてあましては
なんとなく歩いている
ずっとそんなふうなんだ
家族を大阪に残してきた。
1日の夜から、ほとんど誰とも会話をしていない。ずっと家にいた。
新年のこと初め。筆を取り出した。
白い書き初め。
このシマノの完組みホイールの錆びたスポークを塗るのである。
3時間に及ぶ力作が完成。
なんか気分が高揚しているのは達成感ではなく、有機溶剤のせいかもしれない。
タッチペイントは、1本90円ほどで、キンブルにて購入したもの。もう、2年か3年前。
ずっとやろうと思っていたことをやる、というのは、精神衛生上、とても良いことなのだそう。
自慢じゃないが、ほかにもいっぱいある。
さて、ワイヤー、タイヤ、バーテープも交換、注油して磨き上げる。
そうか、2号にばっかり乗ってたから、もう、半年以上ほったらかしだったんだなあ。
で、2日がかりで完成しました。
さあ、走るぞ。
JAZZはようわからん。しかし、わかってしまったらおもしろくないのではないか。
好奇心。JAZZの海に飛び込んでみる。
なんとなく、イメージで、こんなのが聞きたいというのが昔からある。
4ビートで、すごく早くて、ランニングベースで、ライドでリズムを刻む感じ。
漠然としているが、激しくて、破壊的なものである。
しかし、ジャズの海は広すぎて、なかなかそこへたどりつけない。
アーティストか曲名なら検索できても、さすがのGoogleもイメージでは検索できない。
タワーレコードのジャズコーナーをぶらりひとり旅していて、なんとなく手に取ってみた。
1968年、若かりし日のチックコリア。リターン・トゥ・フォーエバーは好きだが、そのイメージでは
ないのだ。しかし、たぶんこれは、そのハイスピード4が期待できそうだ。
解説文に「抒情性を排した」とあった。
大みそか、紅白でユーミンが歌っていた。ユーミンの歌は、「絶対POPS」であり、感情を持たない
無機質なプラスチックのおもちゃだとずっと思ってた。歌詞がテロップで流れる。「春よ、来い」。
なんという美しい歌詞、初めてユーミンの歌詞に感動した。声が震えているのは、緊張しているのか。
しかし、そうではなかった。こらえていたのだ。自らの歌にこみ上げてくる感情を抑えていたのだ。
それに気づいたとき、このシンガーソングライターの実力のすごさを思い知った。
表現者というのは、常に、感情を抑えなければならない。泣きながら歌うのは、「お涙ちょうだい」と
言って、表現ではなくて、商売モノの芸である。
チック・コリアのこのアルバムは、期待通りのハイスピードアンサンブル。そこには、ただ音がある。
音だけが、激しく流れる川のごとく、ときに迫りくる炎のごとくスピーカーから向かってくるのだ。
それを受けて、初めて聞くものの心に感情が湧きあがるのだ。
すぐれた表現者は、音で感情を紡ぎだすのだと知った。
当分、JAZZの海で、真夜中、荒波にもまれることになりそうだ。