気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第18回村岡ダブルフルウルトラランニング~その2~

2015年10月16日 09時10分45秒 | 村岡ダブルフルウルトラランニング
仕事でてんてこまいしてたら時間が経ってしまった・・・
記憶はどんどんこぼれ落ちていく・・・。

・・・しかも、書き終わったところでバグって半分消えちゃって書き直し・・・


さて、100kmランナーだけの猿尾滝往復ゾーンに突入。

往路ですれ違うランナーは皆速い人達ばかり。
緩い上り坂をエールを掛け合いながら進んでいく。

ここでのお楽しみはすれ違い。
知り合いがいればそれだけでもテンションが上がる。
今回、同室だった鬼太郎さんとは同じようなペースで抜いたり抜かれたりしている。
RUNtotoさんとは復路ですれ違うだろう。
前回の大会で知り合いになった、ブログ仲間のまんたさんはいずこ・・・
前日と朝にお見かけはしたのだが、私が後ろからスタートしているので
多分往路ですれ違うだろうと目を皿のようにして探しながら走る。

名物「猿尾滝エイド」に到着
100kmランナーにしか味わえない「流しソーメン」が出ている。
「いくよ~」という声と共に流れるソーメンを堪能
その他、フルーツやぜんざい、100kmランナーしか居ないのに贅沢なエイドだ。

更に奥地へ
エールを交わしながら上っていくが、未だまんたさんとはすれ違えず?
おかしいなぁ、もしかして、予想以上に早くこのゾーンを抜けてしまったか?
と、考えていると、あれれ?もう折り返し?
確か、前回はもう1コーナー奥の方で、もうちょっと開けた場所じゃなかったっけ?

40km  4時間32分

今度は下り坂
折り返しから少し下ったところで、遂に発見!まんたさん
「まんたさーん」と声を掛けると、向こうも気が付いた様子
下り坂でスピード付いてるもんだから、タイミングが合わずハイタッチ失敗。
まさか、こんなに近く後ろに居たとは。 
まんたさん下りは速いから蘇武岳下りあたりで追いつかれるだろう。

まんたさんとのすれ違いから、すぐにRUNtotoさんが上ってくる。
をを、予想より速いじゃんと思っていると
なんか、調子が良くなってきたらしいとのこと。
「折り返し、近くなってるよ~」と伝え、先を急ぐ。

再び猿尾滝エイドへ
やっぱ村岡ダブルフルと言ったらこれだね、のプチトマトをぱくぱく食べる。

前々回、同じ宿で、これまたいろんな大会で見かけるカープキティさんともすれ違い。
エールを送る。

なんだか賑やかな3人組と同じペースになり、一団で往路のランナーに
エールを送りながらすれ違いゾーンを終える。


集落を通り過ぎると、いよいよ蘇武岳へ上り開始。
上り口への曲がり角では多くの地元の方が応援してくれている。
たしかここら辺でも鬼太郎さんとランデブーしている。
これからのキツイ上りに備え、ベスパハイパー投入。

脇道に入ったところで私設エイドがあり、
クエン酸の入った蜂蜜ジェルを配っている。ありがたや。
ここで蜂蜜があったなら、ベスパハイパーは取っとけば良かった。
この蜂蜜ジェルはまだ市販はしていないそうだ。
お礼がてらに宣伝
B’eatハニーアクション

途中湧き水があるので喉を潤す。

集落を過ぎ、山道へ入る
しばらく上ると柳腰でセクシーな女郎滝が見えてくる


ね、セクシーでしょ?
(画像は村岡FBからの拾い物)

くねくねと曲がりくねった九十九折の上り坂をゆっくり走っていく
この辺りは周りの木も高いので薄暗く、道の先も見通せない、
斜度もキツイので精神的にかなりクル。
木曽100kmもキツかったが、やっぱりお蘇武さん半端無いわ。
走り続けることをモチベーションとし、じっくり進んでいく。

村岡ダブルフル応援プレートが始まる。
一昨年までは一人一人に対する応援メッセージだったが
去年から村岡地区の民話を連載している。
鷹にさらわれた女の子のお話、太閤さんを翻弄した女盗賊のお話
沼の主にお嫁入りするお話など
1人1文書いてある

私のプレートには
がんばれ、Pink_manさん「とっても弓が好きで」
でした。
中には
がんばれ、○○さん「白い裸体が」 とか
がんばれ、●●さん「女の子をさらって」とか
笑えるものも。
お話の最後には
がんばれ、□□さん「おしまい」  (苦笑) 

応援プレートを読みながらだと、時間を忘れる事ができる。

蘇武三叉路エイドでトイレに並ぶが、ちょっと時間が掛かる。
その間、ボランティアの高校生達が
「水が足りないYO~」「届けてもらう?」
「上のエイドまでポリタン持って取ってきて~」「3km先だけど」
とか会話しているのが聞こえる。
お世話になります。ありがとう。

高度が上がると空が近くなり、気分もよい。

50km 6時間11分

やっと半分・・・

蘇武展望台エイド到着。

前回に続き眺めは最高!
ここでしばらく小休止することに。

ぶどうをムシャムシャ食べていると見覚えのある人が到着。
まんたさんだ。
やっとゆっくりとご挨拶できた。
私も調子は悪くは無いけれど、走ってきた割に追いつかれるのが早過ぎる。
やっぱり練習不足だな~。

と、まんたさんと話していると、あれれ、RUNtotoさんまで追いついてきた。
表情は明るい。完全復活したらしい。

どんだけ遅いんだオレ・・・。

もうちょっとゆっくりしていくよと言い、コーヒーを啜る私と
早々に出発されるお二方。

鬼太郎さんもここらで追い越され、その後追いつくことはなかった。

もう一度、展望台からの眺めを目に焼きつけ、再スタート。

展望台を越えたからといって、下りが始まる訳ではない。
もうしばらく上りは続く。

遠くにガシガシ歩いて上っているRUNtotoさんが見えた。
私の方がやや速いらしく、徐々にその姿が近づいてくる。
やっと、コース最高地点に到着。下りが始まる。

その瞬間、RUNtotoさんがピュ~ッとペースアップし、
あっというまに、見えなくなる。 は、速い~~~!?
あのペースだと、この先、追いつけないかも?

村岡ダブルフルの怖いところは、下りが始まっても
ところどころ上りが混ざってくる点だ。

のこぎりみたいでしょ?

木曽100kmみたいにずぅ~と下りもイヤだけど
せっかく下りだぁ~って安心したところで上りもイヤン。

60km 7時間39分

62km過ぎた頃、
左のシューズに違和感。パコパコ音がしている
ん?木の枝でも挟まったかな?と見てみると
左の踵の裏のソールの一部が剥がれかかってプラプラしている。
う~ん、やはり4年落ちのシューズでは経年劣化してきているのか?


その先、見晴らしのいい場所に出ると、遥か眼下に
この下りの終着点と、そこから再び上りに入っているランナー達が
ゴマ粒のように見える。
近くのランナーに教えると、うげぇって顔をしてた。

64km付近でまんたさんに追いつく。

直ぐに、第3関門 蘇武小城エイド
ここは、天然の湧き水が流れていて
熱くなった身体にばしゃばしゃ掛ける。

エイドで梱包テープを借していただき
剥がれそうになった左シューズの踵をグルグル巻きにする。

その間にまんたさんは先に出発されたようだ。

せっかく貼った梱包テープだが、300mくらいで剥がれてきて
バタバタとし始めて邪魔なので取ってしまう。
剥がしたテープは手に持って走るが、それも邪魔だ。

しばらく下ると清流の音が鳴り響いてくる。
三叉路に出るが、コース案内板が無い。
支道の先にランナーが見えたので、付いていく事にする。
後で知ったのだが、ここが44kmとの合流地点。
ミスでコース案内板を設置し忘れたそうだ。
何人かのランナーはコースミスで下って行っちゃったそうだ。

清流の川にでると蘇武岳の下りは終了。
そのまま和佐父峠への上りへ入る。
蘇武岳の下りで遥かに下に見えたあの場所だ。

未舗装路の上りで再び、まんたさんに追いつく。

和佐父峠では毎回 幟で応援してくれている。

そこからの下りは、ただただ下り。
斜度もそこそこある。
気が付いたら靴のパコパコ音はしなくなっている。
確かめたいが、下り坂で足を止めるのは容易ではない。

集落が多くなってくると応援も増えてくる。

70km 9時間00分

遂に下り坂が終わり、広い道に出る。
お巡りさんの誘導で道を渡ると、そこは

第四関門 射添会館。

制限時間15時
現時刻 14時25分

前回は1時間前に到着していたんだけどな~。
今回も調子は悪くはないんだが、ペース遅すぎか、エイドでまったりしすぎか?

まぁ、このエイドでもまったりするんだが。

パコパコシューズはどうなったか?

Oh!!
踵の滑り止めゴムが剥がれている。
まぁ、踵着地ではないし、騙し騙し行くしかないか。

ここではスタート時に預けた、トラジションバックを受け取る事が出来る。
ゼッケンをコールされ高校生達がバックを持ってきてくれる。

ご馳走エイドでお腹も空いてないし、喉も渇いていない。
それでも、ミネラルが足りないかな?と思い、OS-1ジェルを流し込む。
ぬるいと不味い・・・。
べスバハイパーなどをポケットに追加し、トラバック返却

まんたさんも到着し写真撮影などしていたようだが、
私がまったりしている間に出発されたようだ。

かぼすジュースの空き缶が山積みになっているのを見つける。
え、そんなのあるのと探すが、もう売り切れているようだ、残念!。

蕎麦やフルーツもいただく。

この先は長楽寺への上り坂
坂自体は短いが、大会コース上一番の斜度じゃないかと思っている。


気合を入れ、重い腰をあげる。


続く
コメント (2)
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