気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第18回村岡ダブルフルウルトラランニング~その3~

2015年10月21日 09時19分25秒 | 村岡ダブルフルウルトラランニング
本日2015年10月21日は
バックトゥザフューチャー2でドクとマーティーがやってきた未来の日だそうだ。
DVDを鑑賞しながら本文書いてマス。



射添会館を出発。

矢田川を渡る橋から頭上に長楽寺が見える。
距離は短いが、ここから長楽寺までの坂道の斜度は
ダブルフルのコースの中では一番キツイのではないかと個人的に思っている。

しかしここさえ越えれば、ここ以上の斜度の上りは無いはずだ、と
自分を鼓舞しながら上っていく。

坂を上りきると、少しだがすれ違いゾーン再び
射添会館でのんびりしていたので、さっきまで一緒に走っていたランナー達が
すれ違っていき、少し焦る。

巨大な仁王門に到着
「歓迎 村岡ダブルフル」(だったかな?)の大きな幟
広い参道を抜けると更に巨大な本堂へ。
本堂前では御接待のおばちゃん達が並んで応援してくれている。

一旦チョッパー帽を脱ぎ、一礼し本堂内へ。
お久しぶりです。
巨大な3体の但馬大仏が鎮座しておられる。

広い堂内の台座の周りをぐるりと廻る。
この大会ではじめてGPSがロストする。
再び大仏様の正面へ。
ここはエイドではないが、長楽寺さんのご好意で
おはぎの御接待をしていただける。

・・・が、
罪だぜ村岡ダブルフル・・・
ここまでの豪華なエイドのおかげでお腹は減っていず、
しかも、ウルトラ後半の「甘いものはもう結構」モードに入っていて、
この先のカレーか?おはぎか?だとカレー一択。
御接待のおばちゃんのお誘いを申し訳なく思いながらお断りすると、
麦茶だけいただいて先を急ぐことに。

実はこの場にまんたさんがいたらしいのだが、お互い気が付かず
まんたさんが撮った写真に偶然写りこんでいて
レース後気が付いたというオチ付き。

本堂出口では住職さんが一人ひとりに手を合わせて
この先の無事を祈ってくれている。
ありがたやありがたや

御接待おばちゃんズの声援を背中に受けながら長楽寺を後にする。

すれ違いゾーンを抜け左に曲がる。

大きな橋を渡る。
矢田川走友会の派手な応援看板が楽しい。

大きな音楽が聞こえていたが
宿公民館で演舞していた高校生のよさこいソーランチームだ。
遠くから聞こえてたもんだから、その場に着いた時には撤収準備中。
それでも、ハイタッチで応援してくれて元気をもらう。

しかしながら、ここら辺りで疲れが出はじめる。
一応、走ってはいるが、ますます遅くなる。

丸味エイドに到着。
そこから見える上り坂に気持ち的にやられる。
長い間休憩し、さあ行こうと走り出すが
なんか、いろいろとどーでもよくなり、
遂に歩きはじめる。
ようするに心が折れた。ポッキリ

しばらく歩き倒し、坂が緩くなったところで走ってみる。
をを、走れるじゃん。

80km 10時間45分

あれ?70kmまではGPSはマイナス800mくらいまでずれてたが
今見ると500mくらいプラスになっている。
長楽寺でロストしたときにずれたか?

と、前方にとぼとぼ歩くRUNtotoさんを発見。
足が攣ったらしい。
芍薬甘草湯飲みます?と聞いたら既に飲んだそうだ。
ならばと、前日受付会場で購入した
「足の攣りならコレ!コレは効きます」と自信たっぷりのPOPに惹かれて買った
塩サプリの残りをあげる。
じゃあこれで飲むわとRUNtotoさんがリュックから取り出したのは
幻のかぼすジュース。
いらなかったけど、人に進められて持ってきたそうだ。
ああ、幻のかぼすジュース・・・。

先に行って~と言うRUNtotoさんと別れると
直ぐに柤大池 あけぼの山荘エイド

ああ~~~、今年も白ばらコーヒー牛乳は売り切れ
かぼすジュースは前回間に合ったが、白ばらコーヒー牛乳は3回共間に合わず。
用意できる数が少ないらしいが、
一番必要としている100km組が飲めないなんて、この大会唯一の欠点だわ。

*44,66,88kmランナーの皆様へお願い*
白ばらコーヒー牛乳は後のランナーの事を考えて1杯までとしてください。
100km鈍足ランナーからの切なるお願いです。

気を取り直してカレーをパクついていると
RUNtotoさんが追いついてくる。
「カレーは食べられそうにないから、とぼとぼ先に行ってるね」
との言葉を残し、とっとと出発する。

エイドの横によせ書きが有ったので、1文残す。

さて、RUNtotoさんを追撃するかと出発するが
あれ、見えないぞ。

少し上って下り坂になる。
よく見ればRUNtotoさんは遠くに米粒のように見えた。
復活して思いっきり駆け下りてるやんけ~。

苦笑しながら追いかけ駆け下りる。
辛いはずの下り坂だが、なんだか楽しくなってきた。
風景も山の景色から田園風景に変化してくる。
アイスエイド直前でRUNtotoさんに追いつく。
調子は戻ってきたけど、いつ攣るかわからなくてヒヤヒヤだそうだ。

長坂エイド到着。別名アイスエイド
アイス(ピノ)が貰える。

アイス配りをお手伝いしている女の子が可愛くて
「もう一個ちょうだい」と遊んでいると
その間にRUNtotoさん先行。
あっというまに見えなくなる。

ここからは
最終関門への時間との戦いだ。


続く
コメント
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