気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第5回 土佐乃国横断遠足~歓喜の大ジャンプ~

2018年09月07日 12時18分32秒 | 土佐乃国横断遠足


雄大な四万十川を渡って、国道321号に入る

昨年、スゲースゲーと驚いてくれたジャンク屋のオヤジは今年は不在のよう。
会いたかったのに、残念。



可愛い大文字焼きの山を過ぎると、景色は又、山の中。



長~い上り坂を上がると



これまた長~い 伊豆田トンネル。1620m
このトンネルの中間で土佐清水市に突入。

トンネルをくぐる間、前も後ろもだ~れも居ない・・・

ようやく明かりが見えてきて、出口が近づいてくる。

・・・おや?出口に赤いウルソルTシャツを着た人が
手を振っているのが見える。

トンネルから出て、顔がはっきりと見える。

をを~!徳島キューティーズの片割れ、M島さんじゃないですか!!

今回はもう1人の片割れNN渡さんはランナーとして参加しているので
ついにキューティーズ解散か?と思って、寂しく思っていたのだが
こんなところで、移動エイドを開いてくれていた。
こんなサプライズは超うれしい!!
みちのくジャーニー以来の再会なんで補給を受けながらしばらく立ち話。
ペットボトルにお茶を継ぎ足してもらい、お礼を言って再スタート

市野瀬川沿いを下っていく



苔アート?

やがて下ノ加江の町に着くと、このコース最後のコンビニに到着
13時40分



この先、約25kmはほとんど店が無いので、ここが最後のオアシス。
先にアンパンマン帽がトレードマークのK岡さんがくつろいでいる。

買い物を済ませ外に出ると、村岡でよく見かける、ピンクの王冠がトレードマークのO倉さんも到着。



そこへ、車に乗ったM浦さんとウルソルメンバーが到着。
写真でみると、結構降ってますね・・・こんなに降ってたっけ?覚えてないや・・・。

皆さんの、もう少しですよ、がんばって!の声に押され出発。



また海と再会。



川の水は透き通っている。



後、たったの25kmだが、この先の道は岬伝いなので意外とアップダウンが多い。





木々の間から見える白い砂浜の大岐海岸
サーファーの楽園だが、我々にとっては、一旦海抜0mまで下り、又上って行くという難所。
しかし綺麗な景色には癒される。
この辺りで雨は止んでいたのでレインウェアは仕舞う。

海岸沿いに上りきると、以布利の漁村へと降りる脇道へ入る。



この先、遍路道に入り、その先の窪津の漁港まで
自販機は無かったように記憶していたので
ガソリンスタンド脇の自販機でドリンク購入。

上り坂となり、もうすぐ遍路道というところで・・・
あれ?地図が無い・・・?
落としてしまったようだ。
考えられるのは、ドリンク購入したときにバックパックを下ろしたとき。
ガソリンスタンドまで戻るか?とも考えたが、この先ほぼ1本道で
遍路道の入り口さえ間違えなければ迷う事はないので先を急ぐ事に。



苔アートパート2

遍路道の入り口を確実に曲がる。



雨が止んでからは気温は上がる一方なので、遍路道に入り木陰になるのはうれしい。



生き物のような木の根。



グリーンウォール。



グリーントンネルを過ぎると遍路道ももうすぐ終わり。



遍路道終わり。16時35分
ここで大会事務局に電話する決まり。
「3時間くらいはかかりま~す」と伝えると
「待ってま~す、気をつけてくださいね」と帰ってくる。



ここはいつも快晴な気がする。



窪津漁港に入ると、後10km
ちなみに後10kmの標識は3回くらい出てくる。



さすがに室戸岬は見えないが、今まで辿って来た道が遠くまで見渡せる。

漁港からはほぼ上り
小さい集落を抜けたり、怪しげな整体屋を抜けたりして



かなり上ってきた。



道の周りはうっそうとした森が広がる。



あら?こんなところに駐車場なんてあったっけ?



駐車場を過ぎると、いよいよ道が狭くなり、最後のグリーントンネル。



この看板があればもう少し。
前方が明るくなってきてグリーントンネルの終点が見える。

拍手が聞こえる。

思ってたより多くの出迎えの人たちがいる。

お約束の「展望台まで行ってから、戻ってきてゴールです」

岬の展望台の階段を最後の力を振り絞り上る。



目の前に広がる大パノラマ



夢にまで見た足摺岬灯台。
今年もなんとかたどり着くことが出来た。

コケないよう気を付けながら階段を降り、みんなの待つ広場へ。

拍手に迎えられ、ついにゴールテープを切る・・・



ん?
なんだ、この中途半端な体制は?

と、思っていたら、後日、高知新聞の記者さんが激写してくれていた。
それがこちら



さすがはプロ!!



自分のアイフォンでもパチリ!
「捕ったど~!!」



そんなことしてる馬鹿野郎をジョン万次郎さんは静かに見下ろしている。

ゴールには、ウルソル、四万十市の面々。
名物スタッフさんや、T辺さん、M島さん、F留さんなどが迎えてくれた。

楽しかった土佐乃国を横断する旅はここで終わりを告げる。

242km 18時30分 (51時間30分)

結果的に昨年より2時間半速かった。
まぁ今回は寄り道とかしてないし、道を知っていることにより
休憩も効率よく出来たからかな?

少し後には、ピンク王冠のO倉王子もゴール!

このままスタッフの車でお風呂に連れて行って貰えるという。
今年はもしかするとお風呂は無しになるかもしれないと思っていたので
ありがたかった。

一度、区長場(一般でいうところの公民館みたいなところ)
に寄ってもらい、荷物を回収。
昨年も連れて行ってもらった豪華ホテルの足摺テルメまで。

くっさくなったウェアを脱ぎ捨て、温泉に浸かる。
日焼けが沁みる。
はぁ~~~・・・極楽極楽・・・

帰りも車で迎えに来てくれる。

区長場に帰ると、まずは生ビールで乾杯!!
ゴール後宴会担当副大臣のF留さんお手製のカレーは食べ放題!
わざわざ買って来てくれた馬刺しも美味。

徐々にゴールしてきた人達も増えてきた。



K村さん&ネッツの3人組が私の落とした地図を拾ってくれていた。
諦めていたが、思い出が一つ増えてうれしいです。ありがとうございました!

やがて仕事を終えたスタッフ達も加わり、大宴会になっていく。

何杯呑んだか分からないが、意識が無くなる前に、2階へ上がり
座布団でベッドを作り、バタンキュ~・・・

幸福感に包まれながら、眠りに就く・・・・
コメント (3)
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