うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

R&J 第2話

2016年10月12日 19時02分55秒 | ノベルズ
「俺は反対だ。貴人を輩出して歴史あるこの学院にふさわしいとは思えない。」
努めて冷静に、冷ややかな翡翠が静かに訴えかける。途端、クラス中にざわめきがさざなんだ。
―――あのアスラン・ザラが、意見をしている!
いつもはできうる限り波風立てず、目立たぬよう過ごしているため、一人目立つ発言はしないと見られていたこの男が、初めて反論した。それだけでクラス内に衝撃が走った。
「でも、確かに昔は政財界の子女ばっかりだったけど、今は一般学生も入ってきているし、賑やかに楽しい雰囲気の物を出してもいいんじゃないかな~。」
庶民代表と言わんばかりに、トールがチラッとアスランに反論した。気になるカガリはといえば、話の内容よりむしろアスランが積極的に話し合いに参加していることを喜んでいるらしく、ワクワクと表情が沸き立っている。
(―――今年こそ、君は俺が守る!)

―――続きはこちらから。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする