うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2021夏アニメ最終回④

2021年09月25日 02時38分19秒 | アニメ
一昨日くらいから首筋に妙な痛みがあったんですが、昨日一部分が腫れ上がって、首をひねるのはおろか、下向きするのも辛い状況に💦 どうにも何処からか黴菌が入ったらしく、首のリンパ節が張れているみたいです。
暫く冷やしたりして痛みをとっていますが、ダメなら来週病院かな…(==;)また痛い出費が財布に響く(ノД`)・゜・。

なので今週末は大人しくしておいて、アニメだけささっと最終回見てました。
『月が導く異世界道中』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公の高校生:深澄真は一般家庭育ちだったが、実は両親は異世界の人間で、突如異世界を救う勇者として召喚される。しかしながら召喚した女神より「ブサイク」という理由で人間と話ができないなどの規制を受けて捨てられてしまう。あまりにも可哀そうに思った月詠神が真にチート並みの魔力を授けてそのまま異世界に落下。彷徨った真はそこでオークのエマと出会い、その村でお世話になることに。探索を続けるうちに上位龍と戦い、そこで真の記憶の中の時代劇に感銘を受けた上流は「巴」として真の従者になり、更に魔獣の黒蜘蛛の澪も従者に。最初に主従を結んだ巴との契約によって出来た亜空の中に、真を尊敬し、崇める亜人を招いて、元の異世界の荒野とは対照的な環境で村を作って発展させる。その一方で亜人たちの作り出す品々を販売して資金を得るためにクズノハ商会の代表のライドウという通り名でギルドに登録している。しかし一方でこの世界の人間たちは亜人を嫌っているうえに、女神の呪いで人と会話できない真は文字を空中に描きながらクズノハ商会代表として力を付けていくものの、彼を狙う者たちによって幾度も事件に巻き込まれる。更に女神から認められた勇者が真を襲いだしたため、遂に真は制御していた魔力を解放―――魔族と人間の戦場すら一気に吹き飛ばしてしまった。これに反省した真は自分の力を制御するため、魔導を習得すべく魔導学園への入学を決める―――というストーリーでした。
確かに「なろう系」なのでチート満載なんですが、「ブサイク」理由で捨てられた挙句、災難ばかり巻き込まれるので、今までのなろう系主人公の中ではとっても悲惨(ノД`)・゜・。 それでも人外さんばかりですが彼の周囲に集まってくるのは、力ではなく人間性ですね。割と頭も切れるので、決して力に頼っている(寧ろ頼ると大変なことになる)訳ではなく、その部分で好感が持てました。寧ろ人間様の方が腹黒くって油断できない(ーー;)今度は自分で魔力コントロールのために新たな一歩を踏み出しましたが、続編はあるかな?微妙ですがあったら見てみたいです。
『小林さんちのメイドラゴンS』:漫画原作のアニメ化2期目でした。
主人公である普通の社会人:小林さんに救われたことで、メイドとして役に立とうとするドラゴン:トール。そしてトールと同じくドラゴンたちが集まって、小林さんの周囲でほのぼの&時々ドラゴン大激闘(!)を繰り広げる一話完結のストーリーでした。
今期はイルルの話がややメイン。元々「人間は害悪」と教えられてきたイルルでしたが、その前まではこっそり人間の子供たちと遊んだり、親交を結んできたにもかかわらず、最後は引き離されてしまったことで人間への憎悪=小林さんを狙うために、トールと大激突するという事態に発展。しかしトールと仲の良くないエルマが小林さんのためにトールに助っ人をしたため、イルルは敗北。しかしそこまでトールが入れ込む人間として小林さんに興味を持ち、更に誘われたことで3人目の同居人(龍?)となる。更に駄菓子屋でバイトを始めたことで、少しずつ人間の心の機微が理解できるようになってきている様子。一方の小林さんはトールの父と再会。果たしてトールが自分に向ける愛情に甘んじで、このままでいいのか悩んでいたものの、トールの心から見せる好きな人への役に立てる嬉しさを聴き、わだかまりを消した―――という展開でした。
バトルもありますが、そのほとんどがほのぼのした作品なので、安心して見ていられました♥ 登場する人間もドラゴンも、基本的にいい人&龍ですし、毎回小林さんが幼いドラゴンたちに人間の持つ道徳をさりげなく説明してくれるので、かもしたまで「そうだったのか!Σ( ̄口 ̄|||)」と改めて禊を受けた思いですw 人もドラゴンも大事なものは変わりないv 郷に入れば郷に従い、それで平和にやっていけるならありがたいです( ̄▽ ̄)
『迷宮ブラックカンパニー』:web漫画原作のアニメ化作品でした。
働くことが嫌いで、不動産による不労収入で悠々自適の生活を送ろうとしていた主人公の二ノ宮キンジはある日突然異世界アムリアに転移する。そこは亜人たちが必死に資源を発掘するも低賃金で雇われる「ライザッハ鉱業」がブラック企業として支配していた。キンジも最初は生きるためにライザッハで働くも、肉体労働に直ぐに嫌気がさし、迷宮への隠し通路を発見したことを契機に、金を稼いでニートライフを取り戻すことを決意する。元同僚のワニベや採掘の際に拾った魔神リム、更に迷宮アリを大量に駆逐することに成功してからは、ブラック企業同然のライザッハ鉱業を乗っ取ることを画策し、魔物たちを従えて「迷宮ブラックカンパニー」を組織して策謀を巡らす。採掘に加えて迷宮を利用し、アミューズメント施設に変えたことで企業として急成長を遂げるが、無論ライザッハは黙っておらず、採掘権の不正利用と独占販売を盾にとりキンジを逮捕させ、ブラックカンパニーを陥れる。ベルザは名実ともにライザッハの手中に収めた―――かに見えたが、ワニベの提示した契約書のお陰でキンジの逮捕は不当であったことを証明し、更に株主を説得(買収はしてない模様)して回った社員たちのお陰でキンジがライザッハの代表取締となる。いつか日本に帰る日が来るのではと心配するワニベたちをよそに、今日もキンジは企業拡大の野望に励むのだった―――というストーリーでした。
主人公が非常にクズ(苦笑)というか、自分の利益のためには他人を踏み台にすること等当り前な自己中主義なんですが、ライザッハの方も酷いので、もはやどっちもどっち(苦笑) 入社したくない企業を選べと言われたら、どっちもですねw 福利厚生(という程のものでもないですが)まだあるだけ、キンジの方がマシかな。仲間に対しても容赦ないライザッハに比べたら、一応仲間は踏み台ながらも守りはするので。異世界ながらインサイダーだったり株取引だったりの民事関係の法律がさりげなく勉強になりました(笑)なので「ブラックと戦うには、とことん法律を究めるべし!」という学びを得ました。ありがとうございます<(_ _)>
『100万の命の上に俺は立っている』:漫画原作のアニメ化作品2期目でした。
ゲームマスターに召喚され、異世界…ではなく実は並行世界の現実に生きる人間たちの世界に、クエストクリアを目指して戦う勇者一行。前回は本当に生きている人間をゲームのモブキャラだと思い込み殺してしまったことで自戒の念に囚われる主人公:四谷 友助は、それでも生き残るために5回目のクエストに呼ばれる。そこで新たに鳥井 啓太が加わり、イベント「ジフォン島での収穫祭を成功させる」に挑む。ジフォン島はオークに占領されており、人間は命の危機にあった。成り行きでオーク討伐軍の一員となった四谷たちはオークや噴火による災害で大勢の死者がでるなか、この事態を引き起こした竜術士を見つける。竜術士はジフォン島を生贄にささげるために潜伏していたのだった。圧倒的な力を持つ竜術士に苦戦しつつもなんとか退けクエストをクリアし、元の世界に戻った。そして四谷は6人目のプレイヤーであるグレンダ・カーターから、他国に自分たち以外のプレイヤーが存在することを知らされる。6回目のクエストとなったのは「ザグロス村の全滅を伏せぐ」こと。村に向かう途中、ジェズビーという少女を助け、無事彼女を村に送り届ける。クエストのため村を守らねばならない四谷とグレンダは、偶然出会った村長の孫娘アイリスに促され、村長宅を訪れるが、彼らを疎ましく思う村長、コクスによって捕らえられてしまう。だがそんなとき外部から大量の魔獣が襲い掛かってきた。なすすべなく撤退を余儀なくされた四谷たちは、村の掟で追放された者たちが目指したニューエデンを探すこととなる。途中でゴブリンの襲撃に会い、村長が死亡。また操られたアイリスも落命。ニューエデンを探した四谷は言い伝えの場所にあった滝から飛び降りると、そこには巨大な町があり、それこそがニューエデンだった。一方その頃グレンダは竜術士の正体がジェスビーであることを見抜く。ジェスビーは魔術で村全体に自分の記憶を植え付けて、ザグロス村を竜の生贄にするため。そして同じ目的のため、村に魔物を呼び寄せ、更に勇者一行にニューエデンを探させる計画だった。ニューエデンの封印を解き、ゴーレムたちに結界を張らせるジェスビーだったが、四谷が起死回生の植物繁殖能力でジェスビーを止め、無事にクエストを果たすのだった。現代に戻った四谷たちだったが、今後も自然と穴が開くたび竜が襲い掛かることを聴き、戦うための覚悟を決めるのだった―――というストーリーでした。
一期目の最後でまさかの同じ人間を殺してしまったことに苛まれる四谷君でしたが、その一方で「この町の人間は嫌い」とアンビバレンツな思考のまま向かった今期。今も人嫌いは続いている一方で、単に巻き込まれただけのこのクエストでは必死に自分と無関係の人を助けなければならない。使命と自分の精神のギャップがまだ埋まらないままでしたが、最終回でそれでも前向きになってきた感じでした。一度人を殺したら二回目も三回目も同じ…ありがちな思考パターンですが、その渦に巻き込まれちゃったらもう本当に人としてお終いでしたけど、仲間が必死に止めてくれたことで、まだ彼にはチャンスが残ってよかったです。100万人の命の上に立っている―――自分の命のためには他者を犠牲にしないといけない。その一方でクエストではそれこそ他者を助けなければならない。生きる命も死ぬ命も、どちらともとれるこの作品のタイトルですが、これは四谷くんの考え方一つですね。今まででしたら「命」=「犠牲者」でしたけど、6回目のクエストで「命」=「救う人たち」に変わった気がします。次回続編があるかはわかりませんが、今後は是非前向きに生きて欲しいですね。
『BLUE REFLECTION澪』:大元はゲームですが、同じ世界で別の主人公たちの視点をアニメ化作品したものでした。
主人公は高校生で寮生となっている平原 陽桜莉。姉の美弦が青い石のついた指輪を残し失踪しており、姉を探す手掛かりを求めていた時、同じクラスの羽成 瑠夏と出会う。彼女らは突然駒川 詩という少女に襲われて、同じクラスの白樺 都が心の具現化したもの「フラグメント」を奪われそうになる。そんな彼女たちを助けたのは田辺 百。美弦の持っていた青の指輪を持っており、リフレクターとなって詩を撃退する。更に都が屋上から落とされそうになった時、陽桜莉もリフレクターとして変身し、戦うこととなった。やがて瑠夏も同じ指輪を拾い、彼女もリフレクターとなった。敵は少女たちを哀しみから解放するという目的でフラグメントを奪っていくが、奪われた少女たちは廃人のようになり眠ったまま目覚めなくなってしまう。山田 仁菜と詩との戦いを余儀なくされる 陽桜莉と瑠夏だが、その彼女たちを統率していたのは美弦だった。彼女は姉妹二人きりの生活を必死に支えていたが、母が帰ってこない不満を描きだした陽桜莉のノートを見つけてしまい、妹を支えてあげられなかった後悔の隙を突かれて、敵になっていたのだった。姉を元に戻すべく、 陽桜莉と瑠夏、更に仲間になった橘 涼楓や皇 亜未琉と共に戦うが、彼女らを救おうとして百がフラグメントを抜かれてしまう。回収したフラグメントでコモンの扉を開いた美弦たちは姿を消す。以降、街は荒んだ状態となり、人々は活気を無くしていた。顧問の扉の向こうに行き、フラグメントを取り戻そうとする陽桜莉達。だが完ぺきな世界に知るためには陽桜莉のフラグメントが必要だとした敵:姉ではなくその裏にいた全ての元凶:水崎 紫乃が陽桜莉を狙う。美弦と陽桜莉の戦いでようやく姉を取り戻した陽桜莉。そして自分を取り戻した美弦により百も意識を取り戻す。さらに仁菜も仲間に加わり、コモンの扉の向こうに行こうとするが、そこに紫乃のフラグメントである少女が現れる。彼女の導きで世界を渡った陽桜莉達は最後の戦いに挑む。コモンの奥で回収したフラグメントを無色化(心を無にする)する紫乃は強力な結界を張って誰も近寄らせない。しかし美弦が自分の「紫乃を救いたい」というフラグメントをぶつけたことで紫乃の結界が壊れる。そして紫乃の過去で、陽桜莉は紫乃と共に母と姉を一緒に探す約束をしていたことを思い出す。今度こそ約束を守ることを伝え、リフレクターの皆も支えになることを誓ったことで、紫乃は手放していた自分のフラグメントをもう一度取り入れ、コモンの扉から現世に戻る。こうして心を失っていた少女たちも目覚め、世界は元に戻っていくのだった―――というストーリーでした。
魔法少女…ではないのですが、最近の少女バトルものはなんか悲惨な末路が多くって💦 まどマギしかり、結城友奈しかり。というのも最近の社会背景が複雑になってきているからでしょうかね。母親に置き去りにされた姉妹や、家も家族も無くした少女、そして最悪なのは母親が娘たちをカルト教祖として身体&精神的に虐待し続けていたり。確かにこれでは心はぶっ壊れます(ーー;)いっそ心なんていらない!となるのも分かりますね。アニメの中の話といえばそれまでなんですが、実際現実にこういった状況下に置かれた子供っているので(行政職時代、ケースに関わりました)、ある意味警告的な作品でした。幸いにも陽桜莉にはいい友達や優しい姉も戻ってきたので、救われましたけど、これが一人だったら確かに紫乃のようになりかねませんね。最終的には捨てたはずの心をみんなの力で取り戻してくれてよかったです。
最終的には紫乃も同じ学校で生活を始めて大団円、に見えましたが、美弦はどうなったのでしょうか?現世に彼女の姿はなかったのですが、紫乃の結界を壊すために自分の心をぶつけたので、あるいは消失してしまったのか…。できたら無事に生きていて欲しいですね。あともう一つ知りたかったのは詩ちゃんですね。何であそこまで心が壊れ切っていたのか、彼女の過去や個人描写がなかったので、そこも見てみたかったです。
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